今回、海と地球に関する研究をしている独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC ジャムステック)の横須賀本部におじゃまして、海洋調査船「かいよう」を取材させていただくことができました。
上の写真がJAMSTEC横須賀本部の岸壁に着岸している「かいよう」です。
ちなみに、画面奥の向こう岸に見えるのは、日産自動車の車の積み出し用桟橋。
この「かいよう」の特徴は、見てのとおり、胴体が2つに分かれた「双胴船」であることです。「かいよう」は、水中や海底に気象観測ブイや地震計などの観測機器を投入設置したり、海底面や海底下の地形や構造を観測したりといった様々な作業をしますが、このような胴2つがある形にすることによって波の影響を弱めることができ、より安全に作業が行えるというわけです。
これは船首側で、船首のすぐ上がブリッジ(船橋:せんきょう)になっています。
船首を横から見た図。非常に「鼻」が短いデザインなんですが、これが研究の作業に都合がいいわけです。
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