書けば書くほど、会話力も向上するのだ!

会話ができると「英語ができる」と思われがちですが、会話は意味さえ通じれば多少の間違いがあってもそれを指摘されることがありません。一方、英作文は、間違いが一目瞭然なので「書いては直す」ことを繰り返すことが大切になります。英語の地力を養う方法、それが「書く」という学習方法です。

 以前、「読書は最善の英語学習法」といった内容の記事を書いたことがありますが、今日は英語を身につける上でもうひとつどうしてもに外せない、「書く」という学習方法についてお話しましょう。

「書く」ことの効果
 僕がアメリカの大学に進学して最初に突き当たった壁、それは「書くこと」でした。アメリカの大学ではたくさんの論文を書かせることはよく知られていますが、それがどのくらいの訓練が必要なことなのか、そして自分の英語がどのくらい稚拙だったのか、僕はまったく理解していませんでした。  当時の僕は、曲がりなりにもアメリカの大学に進学を果たしたくらいなので、TOFELでそこそこの点数を取っていたわけです。しかし当時のTOFELには、「書く」問題がなかったのです。ですから僕は筋だった英文を書いたことなど、一度もありませんでした。書いたことがある英作文といえば自己紹介ぐらいとか、近況報告のお手紙ぐらいのものです。多分一度に100ワード以上は書いたことがなかったでしょう。  ところが大学で要求されるのは、文通レベルの作文ではありません。最低10ページ、2500ワード。そういった感じの課題が毎週のように出ました。論旨を立てて、それが伝わるようきちんと筋立てて書く。これがどれほど訓練を要することなのか全く分かっていませんでした。初めて論文を提出した日、教授に呼び出され、「学校にWriting Resource Center というところがあるから、そこで赤入れしてもらってから提出しなさい」と論文を返されたことを、今でも鮮明に覚えています。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

この連載について

初回を読む
使える英語」を手にしよう!

松井博

中高大と10年も勉強するのになぜかいっこうに使えるようにならない日本人の英語。どうやって勉強すればいいの? アメリカでの子育て、保育園経営、アップル本社勤務、33歳からの妻の英語習得を通じて得た英語獲得をノウハウを惜しみなく公開します!

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

windmillkyoto うむむ、わかっちゃいるけど・・・でもやらんとなぁ(^^; :「 使える英語」を手にしよう! 松井博 https://t.co/renF9IGtko 約4年前 replyretweetfavorite