「結婚できない男たち」の記事を読んで……
先日、cakesで連載している雨月メッツェンバウム次郎さんが「結婚できない男たちの患う病い」というタイトルの記事を書いていました。
ハイスペック・アラフォー男性が独身でいつづける理由には、「選ばなければ結婚できる病」、「乳首がピンク病」、「永遠の片想い病」等のさまざまな病がかかわっているという話だったのですが、私はこれを読んで、いてもたってもいられなくなりました。
私は日本での婚活に苦しんで、世界へ婚活の旅に飛び出した身です。それほど真剣に「結婚」というものに悩み、行き詰まり、狂ってしまう一歩寸前だったのです。だから、「結婚」に関しての悩みは人ごとには思えないのです。
そこで記事を拝読した後、ツイッターで雨月さんとやりとりさせてもらったところ、なんと雨月さん自身、わたしがそのときにかかっていた病と同じ症状だということが判明しました(笑)。
それは「『結婚さえすれば幸せなれる』と思い込む病」です。
なぜ「結婚しさえすれば幸せになれる」と思うのか? 私の場合、それがはじまったのは30歳手前でした。
女性なら誰もが覚えがあるだろう「30歳までのカウントダウン」を意識したところで、その時にお付き合いしていた人生で2人目の彼氏と3ヶ月で破局。その後1年引きずりました。それにくわえて、九州の田舎にいる母親から「まだ結婚せんのかね?」の電話攻撃や、友人や同僚たちの結婚報告の連続。
そのうえ、仕事の先行きも不安で、30歳になるのにしっかりとした何かをつかめていない、とても孤独な日々……。
結果、「結婚しさえすれば幸せになれるのに!」という思い込みに達してしまったのです。
そして世界婚活へ出発。無事(?)に結婚して現在3年目です。