結婚」ってしなければならないの?

先日cakesに掲載された記事、「結婚できない男たちの患う病」を読んで、いてもたってもいられなくなった中村綾花さん。著者である雨月メッツェンバウム次郎さんと、日本で婚活していた頃の中村さんに共通するという、「『結婚さえすれば幸せになれる』と思い込む病」とは何なのでしょうか。また、現在パリで結婚生活3年目の中村さんが、海外から見つめて感じた、結婚に対する日本独特の「社会の目」とは?

「結婚できない男たち」の記事を読んで……

先日、cakesで連載している雨月メッツェンバウム次郎さんが「結婚できない男たちの患う病い」というタイトルの記事を書いていました。

ハイスペック・アラフォー男性が独身でいつづける理由には、「選ばなければ結婚できる病」、「乳首がピンク病」、「永遠の片想い病」等のさまざまな病がかかわっているという話だったのですが、私はこれを読んで、いてもたってもいられなくなりました。

私は日本での婚活に苦しんで、世界へ婚活の旅に飛び出した身です。それほど真剣に「結婚」というものに悩み、行き詰まり、狂ってしまう一歩寸前だったのです。だから、「結婚」に関しての悩みは人ごとには思えないのです。

そこで記事を拝読した後、ツイッターで雨月さんとやりとりさせてもらったところ、なんと雨月さん自身、わたしがそのときにかかっていた病と同じ症状だということが判明しました(笑)。

それは「『結婚さえすれば幸せなれる』と思い込む病」です。

なぜ「結婚しさえすれば幸せになれる」と思うのか? 私の場合、それがはじまったのは30歳手前でした。

女性なら誰もが覚えがあるだろう「30歳までのカウントダウン」を意識したところで、その時にお付き合いしていた人生で2人目の彼氏と3ヶ月で破局。その後1年引きずりました。それにくわえて、九州の田舎にいる母親から「まだ結婚せんのかね?」の電話攻撃や、友人や同僚たちの結婚報告の連続。

そのうえ、仕事の先行きも不安で、30歳になるのにしっかりとした何かをつかめていない、とても孤独な日々……。

結果、「結婚しさえすれば幸せになれるのに!」という思い込みに達してしまったのです。

そして世界婚活へ出発。無事(?)に結婚して現在3年目です。

結婚に対する「迷走」とは

さて、結婚さえしたら幸せになれたか?

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パリジャン十色

中村綾花

“花の都”と称され、雑誌やテレビでもその優雅なイメージが特集されることの多い、フランスの首都・パリ。パンやスイーツはおいしいし、ファッションは最先端だし、歴史ある建物たちも美しいし、住んでいる人もおしゃれな人ばかり……と思いきや、パリ...もっと読む

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コメント

Dr_Zetton 結婚について良記事と思うもの https://t.co/cLgHc5sDGS 6ヶ月前 replyretweetfavorite

0501Can #結婚ってしなければならないの #結婚 #婚活 #パートナーシップ #同性婚 2年以上前 replyretweetfavorite

ugetsujiro 「『結婚さえすれば幸せなれる』と思い込む病」も難治性ですから・・・。ナルホド、ナルホド。中村さん、私、パリに行きたい!笑 2年以上前 replyretweetfavorite

kiracorico 若い頃に「社会的にはこうすべき」から脱却できたことが、私にとって最も幸運なことだったと思っている 2年以上前 replyretweetfavorite