火星に店を開きたい」卒業文集の夢が実現した(?)新しいワインバル

Sumally代表・山本憲資さんが今回紹介するレストランは、都内随一のイタリアン「イカロ」と、アートディレクターの秋山具義さんが一緒になって立ち上げたワインバル。秋山さんが小学校の卒業文集に書いた「火星でお店を開きたい」を実現させたというこのお店。それだけでもなんだか気になってしまいますが、いったいどういうお店なんでしょうか?

人気イタリアンとアートディクレターの夢

一番最初にその話を聞いたのはいつだっただろうか、1年くらい前だったかなぁ。アートディレクターの秋山具義さんから(この連載にも登場している僕の大好きなイタリアンである)イカロの宮本シェフと一緒に、ワインバル的な飲み屋を中目黒にオープンする予定と教えてもらった。そのときからずっとわくわくしていたのだけれど、去る今週頭についにプレオープンし、3月9日(月)にいよいよグランドオープンを迎える。

プレオープンの今週、水曜日に行こうと知人たちと約束をしていたのだが、他の友人から誘われたのもあり、気がはやって初日の月曜日に待ちきれなくて行ってしまった。ちなみに水曜日も予定通り伺い、プレオープン中に2回も訪問してしまった。目黒川の裏手、東急ストア斜向かいのビルの2Fにそのお店「MARTE」はある。

MARTEとはイタリア語で火星という意味で、具義さんの小学校の卒業文集のエピソードに由来する。子供のころからこんなに絵が上手かったんだと誰もが驚く火星人のイラスト付きで(あわせてタイポグラフィも異様にセンスがいい!)、火星に「火星屋」というラーメンの旨い大衆料理店を開くという内容の当時の文集を具義さんがFacebookにアップし、それに対して宮本シェフが「(火星は)イタリア語でマルテ。良いですね。」とコメント。そこからこのお店の名前が「MARTE」に決まったという、ぐっと胸にくるなんとも素敵なエピソードがあるのだ。

その文集にあわせて、火星屋の刺繍入りのお店のエプロンをスタイリストの伊賀大介さんが作っていたり、コート掛けのフックがちゃんと火星人に形なっていたり(細かい情報だけど、ステンレスの加工は宮本シェフのお父さんに発注したらしい)、ディテールも凝っていてもう行くだけで楽しい。

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フィットする晩餐

山本憲資

世界中の人の「欲しい」と「持っている」で繋がるウェブサービス「Sumally」の代表である、山本憲資(やまもとけんすけ)さんの連載がスタートしま す! 32歳という若さにして、膨大な数のレストランに通い、「食」にただならぬ情熱を注ぐ山...もっと読む

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