ベネチア到着〜美しい仮面の人たちと初対面〜

水の都「ベネチア」に到着した近藤ゆかり(白ふくろう舎)。ちなみにベネチア(Venice)という呼び名はイタリア語読みで、シェークスピア劇で有名な「ベニスの商人」も同じ都市のことを指しています。(シェークスピア劇は英語で書かれているので、Veniceを英語読みしています)。仮面祭り見たさにやってきた近藤氏を待ち受けていたのは、ひとり旅特有の郷愁と感動的な光景でした。


ベニスに着く

長い空の旅を終え、ようやくマルコ・ポーロ空港に到着。荷物も無事ピックアップし、さあいよいよホテルに向かうぞ!ここからの道はガイドブックやサイトで調べ済み…と思ったものの、やっぱり実際に歩き出すと少々不安。


空港までのバスをみつけ、チケット購入の機械の前で、しばし、ぼーっとし、「ああ、こうしてても買えないんだ」と、億劫ながら英語の「買い方表記」を読む。おお、一応わかるぞ。ちゃんと読めばちゃんと買えるのだ。教育ってすばらしい。イタリア語のほうはちんぷんかんぷんだ(当然だ)。

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義務教育の素晴らしさを実感させられた券売機(の説明文)

いやみんな、英語できないできないっていうけど、こういう時には他の国の言葉より全然できるね! むしろ得意と言っていいレベルだね!(これまた当然だ)

バスにゆられてベネチアへ。本当に来たんだあ、なんだかぼんやりして、感動しているのかどうかもよくわからない。どちらかというと、自分が今「旅人」であること、それをじんわり嬉しく思う。昔から、自分が「よそ者」だと思うと、周囲がやたら美しくみえる。それは外国でない場所でも唐突におきたりして、家族連れでにぎわうショッピングモールのフードコートに一人でぼんやりいて、ああ、なんかここでは私ってちょっと「異物」だなあと思ったとき、何故か急に周囲がキラキラ美しくみえて泣けそうになったことがある。うらやましいとか悲しいとかじゃなくて純粋に美しさに感動する、ような感覚で。むしろ全然美しくないフードコートだったのに。

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ベネチア仮面祭り〜アラフォー女ひとり旅〜

近藤ゆかり

冬のイタリア。寒くて観光客も少ない季節。しかし、ただ一カ所異様な熱気に包まれる街があります。男も女も仮面で集い、お互いの仮装を鑑賞しあう奇祭。通称「ベネチア仮面祭り」に、ずっと憧れていたひとりの日本人女性が旅立ちました。憧れのフィルタ...もっと読む

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46296 月曜なので再宣伝しまーす。ようやく 5年以上前 replyretweetfavorite