ルーヴルの作品が海を渡ってやってきた!—国立新美術館の「ルーヴル美術館展」

東京・国立新美術館で開催中の「ルーヴル美術館展 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」では、あのパリにあるルーブル美術館からごっそり作品が渡ってきています。フェルメール、レンブラント、ブーシェといった西洋絵画史における大スター達が描いた「日常」の絵画たち。それらが私達に教えてくれるものとは何なのでしょうか?

芸術作品を何か思い浮かべてください。そう言われたら、多くの人が真っ先に挙げるのは絵画ですよね。まさにアートの王道。あまりにも当たり前の存在なので、深く考えたりもしませんが、そもそも絵画って何を描いているものなのでしょう。

人物や風景、そういう対象物を、ありありと浮き上がらせることが主眼でしょうか。それは大いにありますね。王妃の美しさや、絶景としか言いようのない山河を、余すことなく伝えてくれるものとして。またはもっと純粋に、色やかたちのおもしろさを指し示し、その愉しさを教えてくれるものだとも考えられます。画面いっぱいに色彩が乱舞していたり、描線に視線が誘導されていくのを観ると、何が描かれているのかはともかく、わたくしたちはうっとりしてしまいますからね。

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アート・コンシェルジュからの便り

山内宏泰

世に“アート・コンシェルジュ”を名乗る人物がいることを、ご存じでしょうか。アートのことはよく知らないけれどアートをもっと楽しんでみたい、という人のために、わかりやすい解説でアートの世界へ誘ってくれる、アート鑑賞のプロフェッショナルです...もっと読む

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コメント

reading_photo cakes  連載アップしております。 どこより早い展覧会案内 かのルーヴルから、あのフェルメールが。光と影のドラマが、そこにはある。 5年弱前 replyretweetfavorite