一番その技らしい一瞬を切り取る
—— 続いて「おしゃれ女子編」からこの技。
ユリオカ テキサスクローバーホールド! これもいいですね。このイラストは女子中学生じゃないですよね? 結構大人の女性なんじゃないですか。
広く。 設定的には20代くらいですかね。今回の本では、女子中学生以外にも、おまけとしてこういう大人の女性のイラストによる「おしゃれ女子」編を入れてるんです。テキサスクローバーホールドといえば、先日の1.4東京ドームの棚橋vs.オカダ戦で、ハイフライフローが2発返された後、棚橋選手がテキサスクローバーホールドを仕掛けた時には興奮しました。「これがあった!」って。ハイフライフローが切り返されても、まだ棚橋選手にはもう一手あるぞと。
棚橋 それで「これがあったか」と思ったら、決まらなかった(笑)。
広く。 はい(笑)。でも、大好きな技です。
—— 次はこちら、ドラゴンスクリューです。これは見ていてエグいというか、痛いかんじがすごくしますよね。それこそひざの靭帯とかやっちゃうんじゃないかと。
棚橋 やっちゃうでしょうね。僕は自分が技をかけるほうなんでわからないですけど。
広く。 足攻めをする試合とかは、事前に「今日は足を攻めてやろう」とか思ってするんですか?
棚橋 そうですね。痛めてるところを攻め続けてフィニッシュにつなげるのは、プロレスの一番の王道というか、オーソドックスなものですから。
—— この技は、もともと「ドラゴン殺法」と言われる藤波辰爾選手の技のひとつなんですが、他にもこんな技があります。
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