現金よりもモノが欲しい中国人

「中国人が四つ足で食べられないものは机くらいなものだ」というのは中華料理の種類の豊富さを表現した言葉ですが、21世紀現在「中国人が買えないものはない」というくらい旺盛な所有欲と購買力で世界中で買い物をしている中国人。それは富裕層に限った話ではなく、一般庶民といわれる人たちも、今日も明日も買い物に精を出しています。

とにかくお得に買い物をしたい

買一送一(マイイーソンイー)と読みます。
中国や台湾など中華圏では、当たり前のように見る商習慣ですが、日本人の方は初めは戸惑うみたいですね。ひとつ買うと、ひとつオマケがつくという意味で、他に買二送一(2つ買って1つオマケ)、買五送二(5つ買って、2つオマケ)などもあります。

日本人の感覚でいうと、それなら1つあたりの値段を下げて小売りして欲しいという気持ちになりますが、中国人は、1つの値段で2つも手に入ることに魅力を感じるみたい。

食べ物だけじゃなくて、鍋や電化製品なども買一送一をやってることがあります。
「同じ鍋を2つも持ったら、邪魔になるんじゃないの?」と疑問に思いますが、「うちのおばあちゃんの家の鍋が古くなってたから、あげるつもり」といった具合。

現金はただ持っているいるよりも、沢山のモノに換えることに意味があると考える中国人。
まさに「買える」は「換える」なのです。
それは長い歴史で培われた中国人のメンタリティーなのかもしれません。

そして、この旺盛な所有欲に応えるべく、さまざまなモノが商品になります。近年の都市部周辺の金余り状況では驚くモノが商品になることも。

こんなモノまで買えます!

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蒋海倫

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