こんにちは。外科医の雨月メッツェンバウム次郎です。
暦の上では立春を過ぎたというのに、まだまだ寒い日が続きますね。東京では先日雪が降りました。こんなに寒いと、人肌が恋しくなります。手術だらけの毎日を送る私ですが、バレンタインに義理チョコを3つしかもらえずちょっと寂しい気持ちになりました。
そんな訳で、今回は結婚についてお話してみたいと思います。
私はアラサーをもうすぐ終え、アラフォーになろうとしているのですがいまだに独身です。バツもありません。
お医者さんってどういうわけかみんな結婚が早いので、病院にいると独身ということで肩身が狭いことこの上ないんです。
でも、プライベートの医者じゃない友人には、アラフォー独身男性がたくさんいます。彼らは一流商社に勤めていたり、海外赴任を点々としていたり、大学の先生をしていたり、起業して成功していたりと高いステイタスを持っていたりして。しかも見た目もけっこうカッコ良く、話も面白いし気が利く男性たち。
そんないわゆる「ハイスペック男性」がどうして独身のままなのだろうか?
私はずっと疑問に思っていました。
「結婚出来ないわけじゃなくて、遊んでいたいからしないだけなんでしょ」
「若い子好きで何年かすると新しい若い子にリニューアルしたいから結婚しないんだ」
そんな風に初めは考えていました。
でも、実は違ったのです。いろいろと話を聞いて分析しているうちに、私の職業病なのか、いくつかの「病気」を発見してしまいました。
まずは「選ばなければ結婚できる病」。
これはほぼ全ての独身ハイスペック男子が罹っている病です。基礎疾患です。
どういうことかと言いますと、「僕はね、こう見えても結構モテるから、選ばなければいつでも結婚出来るんだよ」という人。
確かにハイスペック男子は条件が良いので、結婚市場ではとっても強い。言い寄ってくる女性は少なくありません。
でもここには大きな落とし穴があって……。