編集部のつぶやき
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名作映画「タクシードライバー」「ソナチネ」、どちらも鬱屈した男の復讐劇ですね。使うエモノは違えど、樋口毅宏さんの物語も同じ烈しさが宿っています。復讐のあと現れる、名作とは違った新しい景色をぜひ確かめてみてください。(N) |
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坂口恭平さんのロングインタビューがスタート! かつての自身の著書を「ライブ」とおっしゃっていますが、このインタビューがまさにライブでした。次々発せられる言葉が、同じ日本語なのに聞いたこと無い言葉を聞いているような錯覚に陥り、今まで自分になかった新しい視点投げかけられます。必見です!(D) |
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バレンタイン。もともとチョコが好きなので、1月に開催されていた「サロン・ド・ショコラ」でたーっぷり自分用チョコを買い込み、ちまちま食べていたのですが、14日になる前に切れてしまい、土日はコンビニで買ったガルボをつまんでました。いつか「フレデリック・カッセル」本店に行って、 本場のショコラの味を堪能したいものです……。(R) |
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何か新しいことにチャレンジしたい時、まず手始めに入門書を買ってみたりするのですが、難しい言葉ばかりが並んで、読み流して何も頭に入らないまま終わってしまうこともしばしば。けれど、こちらで紹介されている本なら読めそう!cakesでバイトさせてもらってる身としても非常に興味深い本です。(バイトN) |
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就職活動後、「内定祝い」と称し、親にすき焼き屋さんに連れて行って貰いました。いつもよりいい服を着たからなのか、こじゃれたお店の雰囲気からなのか、 終始緊張気味で、なんだか食べた心地がしませんでした。味は最高に美味しかったけれど。やっぱり「すき焼きは神聖なもの」 なんですかね。(インターンM) |
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純喫茶の飲み物って何でこんなに高いんだろう、と思っていたけど、最近そこで過ごす時間の豊かさに気付けるようになってきた…気がします。でも老舗喫茶ギャランのクリームソーダに現れる粋な気遣いにはぐっときました。行きつけの“さぼうる”でクリームソーダを頼んでみようと思います。(インターンH) |
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仮面浪人をしながらのキャバ嬢生活。自虐的に過去を綴る小野さんですが、刺激的すぎるスクールライフにむしろ憧れてしまいます。実は私も友達に誘われて、1度だけ高円寺のガールズバーで働いたことがあります(初日でやめました)。私には向いてなかったけれど、強く生きる"夜の蝶"のお姉さんたちはやっぱり、かっこいいです。(インターンK) |
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「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉がありますが、猪瀬直樹さんの出版の歴史への造詣の深さに圧倒されています。流行りや目新しいものについての情報はいつも追っかけているのですが、一度立ち返って、興味のある分野は歴史についても勉強して理解を深めようと思いました。(インターンK・S) |
ピックアップ
六本木の処女【前編】傷口から人生。小野美由紀中3で自傷&不登校。大学に馴染めず仮面浪人。留学、TOEIC950点、インターン等々の無敵の履歴をひっさげ大企業の面接に臨んだのにパニック障害に! 数々の困難にぶつかってきた女子、小野美由紀さんの衝撃と希望の人生格闘記『傷口から人生。』(幻冬舎)が発売。cakesでは内容を一部公開していきます。大学入学後、はじめてできた彼氏との苦い経験を払拭するために、小野さんが足を踏み入れたのは水商売の世界でした。 |
ものを書くときにやるべきことは大人も子どもも一緒“誠実さ”が紡ぐノンフィクションのお仕事——最相葉月インタビュー最相葉月テーマやキャッチコピーの決め方、調べ方や文章の書き方の極意を伝える、作家・最相葉月さんの新刊『調べてみよう、書いてみよう』。『絶対音感』、『星新一―一〇〇一話をつくった人』など、多くのベストセラーを生み出してきた最相さんが作品づくりに込める誠実さ、そして仕事との向き合い方をお聞きしました。 第1回は、ノンフィクション作品が気づかせる日常のおもしろさや、企画の道標となるキャッチコピーの決め方についてです。 |
誰でも「一番いい答え」が出せるようになる0ベース思考法0ベース思考——どんな難問もシンプルに解決できるスティーヴン・レヴィット / スティーヴン・ダブナー / 櫻井祐子「彼女とは別れた方がいい?」、「公共政策は何をすべき?」。日常のお悩みも、世界を変えるかもしれない大問題も、合理的に考えれば「こっちが正解」なのに、なぜわたしたちは「正解じゃない方」を選んでしまうのでしょうか? 『ヤバい経済学』で世間をあっといわせたシカゴ大の鬼才教授の「どんな問題にも一発で本質に切り込める」思考法を紹介した一冊、『0ベース思考』(ダイヤモンド社)よりお届けします。 |
第0回:イングレス(Ingress)、どこまでご存知ですか?SFとしてのイングレス その隠された物語土屋つかさ携帯端末の位置情報を使い、現実世界で大規模な「陣取り」を楽しめることで話題を集めるオンラインゲーム「イングレス(Ingress)」。このゲームの背後に壮大なSF設定が隠されていることはご存知でしょうか? 日本ではほとんど紹介されていないイングレスのバックストーリーについて、元SE、元コンシューマーゲームプランナーの作家・土屋つかさ氏が解説します。 |
樋口毅宏【前編】一盗二卑三妾四妓五妻から始まる物語書いた人に聞いてみた。cakes編集部「上司の妻を寝取ってやる!!」そんな物騒な文句が帯に踊る、スリリングで官能的な恋愛小説『愛される資格』が話題を呼んでいます。著者の樋口毅宏さんは、エンタメ小説『さらば雑司ヶ谷』からベストセラーとなった新書『タモリ論』などで知られ、さまざまな週刊誌でのコラムなど、カルチャー界隈でひっぱりだこ。そんな樋口さん渾身の作品にたぎった、“しょうもない男たち”への思いの丈を伺いました。前編は、セックスこそ男女の戦い、命のきらめく瞬間である……というお話です。 |
読者投稿が作った「雑誌」と「作家」『作家の誕生』猪瀬直樹インタビュー猪瀬直樹出版不況が叫ばれている昨今、「本離れ」という言葉を耳にすることも増えました。しかし日本人は本当に本を求めていないのでしょうか? 出版業界はこの先衰退してしまうのでしょうか? 未来を見通すためには、過去を知る必要があります。今回cakesに掲載されることになった連載『作家の誕生』で、明治の出版市場の黎明期から三島由紀夫までを描いた作家・猪瀬直樹氏に、インターネット時代の出版ビジネスのヒントを伺いました。(インタビュー:加藤貞顕 構成:大越裕) |
「不可解」と書き残して華厳の滝に飛び込んだ、藤村操の自分探し作家の誕生猪瀬直樹太宰治は芥川龍之介の写真をカッコイイと思った。文章だけでなく見た目も真似た。投稿少年だった川端康成、大宅壮一。文豪夏目漱石の機転、菊池寛の才覚。自己演出の極限を目指した三島由紀夫、その壮絶な死の真実とは……。『ペルソナ——三島由紀夫伝』、『マガジン青春譜——川端康成と大宅壮一』、『ピカレスク——太宰治伝』の文芸評伝三部作で高い評価を受けたノンフィクション作家の猪瀬直樹さんが、「雑誌」と「作家」がいかにして日本に生まれたのかに迫ります。 |
内田樹さん、村上春樹を読むべき理由を教えてください!【前編】村上春樹が大好き!ケトルケトルVol.08は、「村上春樹」特集! ノーベル文化賞にも最も近い作家の一人と称される村上春樹。なぜこんなにも世界中の人々から愛されているのでしょうか? 思想家・内田樹さんにそんな素朴な疑問をぶつけてみたインタビュー・前編。武道家としても知られる内田さんは、作品内における「身体性」の描写にも信頼を寄せているようです! |