〝耳〞にはその女の人生が詰まってる

ケトルVol.08は、「村上春樹」特集!  村上作品に多く登場する女性の〝耳〞の描写が意味するものとは――? 動物行動学エッセイスト・竹内久美子さんにお聞きしました。

竹内久美子さんに聞く 耳と性器の奇妙な関係

〝まったく夢のような形をした耳だった。百パーセントの耳と言っていいだろう。〞

『羊をめぐる冒険』で耳専門のモデルの耳を表したこの一文のように、女性の耳に関する独特の描写が数多く登場する村上作品。なぜ春樹は耳にこだわるんでしょう?

この疑問のヒントとなりそうなのは〝できたばかりの耳と、できたばかりの女性性器はとてもよく似ている〞(『1Q84』)というフレーズ。つまり、耳と性器には何か共通点があるってことですか?

「耳は多くの神経の末端が集中し、性器と同じように性的興奮で充血したり、快感を得たりする部位なんです」

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村上春樹が大好き!

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「無駄に価値がある!」がコンセプトの、雑誌『ケトル』。その毎号の特集をcakesで配信していきます。第8弾のテーマは「村上春樹が大好き!」。村上春樹作品の主人公は優柔不断だって言われることがあるけれど、寄り道して、いろんなモノを受け入...もっと読む

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