人生を変えたいなら「伊勢うどん」を食べよう—石原壮一郎(コラムニスト) vol.3

家での肉の最高においしい食べ方を追求した肉マニア本『大人の肉ドリル』が好評の松浦達也さんが、気になる「食」の人、「肉」の人に会いに行く――。 対談第3回は、石原壮一郎さんに「伊勢うどん大使」としての活動を始めた経緯から、伊勢うどんの魅力まで語っていただきます。近年、ご当地B級グルメの残骸が溢れるなか、石原さんが、伊勢うどんなら世の中に興味深い現象を起こせる、と言う理由とは?

肉うどんに入れる肉まで松阪牛!?

松浦達也(以下、松浦) さて、石原さん、お待たせしました!

石原壮一郎(以下、石原) いよいよ本編ですね! 伊勢うどんの!

松浦 ま、まあ、それでいいです……(笑)。ですが、ただ伊勢うどんの回にするのも悔しいので、今日は肉伊勢うどんにしようと肉を煮てきました。

石原 ああ、この間、電話で仰っていたアレですね。もしや松阪肉ですか!?

松浦 す、すみません……。同じ三重県の桑名市に本店がある柿安で扱っている「柿安牛」です。

石原 ま、まあ、問題ないと思います。柿安牛は限りなく松阪肉に近いというか、肥育エリアが松阪牛のエリアから少し外れているくらいで、よく似た肉質だと聞いたことがありますし。

松浦 ほうほう! それは興味深いお話ですね!

石原 伊勢のほうの伊勢うどん店でも、「うちの肉は全部松阪牛です」と銘打っているお店もあります。そのお店の肉は、カレーうどんに入っている肉まで松阪肉です。

松浦 へえ! なるほど! 松阪牛を使うお店は多数派ですか?

石原 多くはない……と思います。でも少なくとも米国牛やオージー・ビーフを使っているというお店はないんじゃないかな。松阪肉でなくても、伊勢には伊勢牛もあるから県産の国産牛……。あっ! しまった!

松浦 どうされました?

石原 そうやって少しでも肉の話を引っ張ろうという魂胆ですね。あぶないあぶない。伊勢うどんの話をしましょう! さあて、何からお話しましょうか。さあ! さあ!!

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

この連載について

初回を読む
たまごはん/にくごはん

松浦達也

人は肉によってのみ生きるものではない。もちろん卵によってのみ生きるものでもない。誰かと交わす、ひとつひとつの言葉によって生かされるのだ――。と誰が言ったか言わないか。食べるも口ならしゃべるも口。酸いも甘いも卵も肉も噛...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

wackosato 続きが早く読みたい!愛する地元三重の誇りだもの。 約4年前 replyretweetfavorite

nalutaka 桑名の柿安牛を取り上げていただき、ありがとうございます! https://t.co/FxAJaFfjNl http://t.co/f4mrdS1EiK 5年以上前 replyretweetfavorite

babakikaku_m cakes、 石原 壮一郎さん編の第三回がUPされ……あれ? サムネイルは佐々木俊尚さんだ。なぜw。 5年以上前 replyretweetfavorite