それでも僕は、外科医をやめない

誰でも名医になれる方法〜「手当て」の科学〜

今回の雨月先生は、手当ての不思議について語ります。実際に、患部に手を当てることで痛みがやわらぐのはなぜか?、雨月先生がたてた仮説とは……?

こんにちは、外科医の雨月 メッツェンバウム次郎です。

今回は、「誰でも名医になれる方法」と題して、カンタンに人を癒やす方法をcakes読者の皆さんにこっそり伝授します。

私の毎日って、会う人のほとんどがどこか痛む人ばかり。

ほぼ毎日手術をしている訳ですが、手術って皮膚を切って身体に穴をあけるもの。終わる時にはしっかり縫い合わせますが、手術が終わって数日はかなりの痛みに襲われます。

また、手術前の患者さんの多くがどこかをかなり痛んでいらっしゃいます。

そして、がんの患者さんでも、麻薬を使ってもなかなかとれない痛みを持っている方も。

そんな時に我々が使う「ワザ」があるんです。

あなたも、痛がっている人に会うことはありますよね?腹痛、頭痛、生理痛、なんでも結構です。こんな痛みをカンタンに、しかもお金をかけず、すぐに和らげる方法。お医者さんやナースは知っているけれど、一般には知られていない方法です。私は若い研修医の先生の指導をしていますが、必ずこれを教えることにしています。それだけ大切なものです。

その人の痛い部分に、「手を当てて」みて下さい。

さすってあげてもいいです。


これだけです。

「え?そんなこと?」とお思いのアナタ。

ぜひ一度本当に「手を当てて」みて下さい。そんなことで痛みが和らぐとは思えませんか?いいえ、確実に和らぐんですよ。

でも、ひとつ注意があります。

それは、「自分で自分の手を当ててもそれほど効果がない」ということ。

とっても不思議なのですが……。

理由はいくつかあります。

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それでも僕は、外科医をやめない

雨月メッツェンバウム次郎

高学歴エリート集団だと思われがちな外科医の世界は、実は、毎日人を切り刻んでる特殊な世界です。現役医師が語る外科医の世界は、とっても不思議な世界。毎日、さまざまな患者さんと接し、手術をするなかで感じたことを、ありのままに語ります。not...もっと読む

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コメント

ugetsujiro 今回は「」と題して、私が本当に日々研修医たちに教えているワザです。痛い所に手を当てる、意外と大切なこと。 |雨月メッツェンバウム次郎| 5年弱前 replyretweetfavorite

hirokiwachigai あるだろね。 5年弱前 replyretweetfavorite

sizukanarudon 腹痛、頭痛、生理痛、なんでも 痛みを簡単に、しかもお金をかけず、すぐに和らげる方法。 雨月メッツェンバウム次郎 @ugetsujiro https://t.co/JAxBa32eBr 5年弱前 replyretweetfavorite