今回はクリームソーダにアイドル性を見出します
こんにちは、あっという間に出番が回ってきました、長女の二宮なゆみです。今回は、三女、桃子(小口桃子)が愛して止まない「クリームソーダ」からアイドル性を見出していきます。本当は桃子が書くべきなのですが、アトリエモモコで忙しいやら、「桃子のことはなゆみが1番よく分かってるだろ」やら色んなことを言われて、結局私が書くことになっていました。
クリームソーダでアイドル性を……という名目ですが、桃子にとって「1番理想的なクリームソーダを探す」というのが今回の本質。なんだそれ!?と思ったでしょ? いやいや、それが意外と奥が深いんです。
「オーディションを見る側って、こういう事を考えるんだろうな」とか「私たち受ける側はこんなことに気をつけなきゃいけないんだな」とか、まったく関係なさそうなクリームソーダにも、私たちが普段受けているオーディションに通じる発見がいくつかありましたので、その辺も紹介できたらなと思います。
ところで、「クリームソーダ」ってどんなものか分かりますか? 食べたことがない人もいらっしゃると思いますが、少なからず見たことはあるはず。緑の着色がされた甘い炭酸ジュースに、アイスが乗っかって、スプーンのようなストローで食べながら飲むやつ。そのなかでも桃子が理想とするクリームソーダの条件はこちら!
●パフェグラス
●アイスクリーム(ソフトクリーム、生クリーム不可)
●真っ赤な缶詰のサクランボ
●出来れば都内近郊
●細長いスプーンがついている
●ストローに色がついている
その辺の喫茶店行けばあるんじゃないの……? と思うところですが、そう簡単にお目にかかれるものではないみたいなんです。そこで、インターネットでの検索や募集を駆使して沢山の候補を選出し、動画連載でクリームソーダのオーディションを開催。話し合いの末、3つのクリームソーダが最終選考に駒を進めました! 記事がアップされるまで時間がないので1日で3店舗回る強行スケジュール。どうなることやら。
雪が降るなか向かった先は……。
まず最初に降り立った駅はこちら。京王線「千歳烏山駅」です。
取材当日の東京は朝から雪……。こんな寒い日にクリームソーダってただの罰ゲームじゃないか。
桃子「寒い。クリームソーダっていうかココア飲みたい……」
そうだね、今日あり得ないくらい寒いね。でもだからって、クリームソーダを頼まずにココアを頼むことは絶対に許されません。いつもは桃子に甘い私ですが、今回は心を鬼にするしかありません。でないと記事が書けません。
はい、着きました。駅から徒歩約8分。クリームソーダ候補の一店目は「喫茶宝石箱」です。
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