第14回】投資家必見! ジョージ・ソロスが語る地政学リスク(後編)

著名な投資家であるソロス氏は、ロシアのウクライナ侵攻は、欧州連合(EU)の存立を脅かす危機と指摘。緊縮財政よりもまず、ウクライナ支援に注力することが欧州にとって最良の“投資”だと訴える。(後編)

ウクライナ支援はプラス
200億ドル援助すべき

 EU加盟国はまさに戦火に直面しており、相応の行動を始める必要がある。まずは、財政緊縮という公約を修正すべきだ。どうせ防衛の努力を迫られることはないと当て込んでいるよりもむしろ、ウクライナの防衛を積極的に支援する方が、経済的にもプラスになる。

 ウクライナが財政崩壊を免れるためには、直ちに200億ドル程度の資金を援助し、必要に応じて増額する必要がある。

 EUが国際通貨基金(IMF)への拠出を約束すれば、IMFはこの資金援助を提供するだろう。実際の資金の拠出はIMFの管理下に置かれ、構造改革の実施を促すことになるだろう。

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su_3 EU・ロシア・ウクライナの話。  約5年前 replyretweetfavorite