第13回】投資家必見!ジョージ・ソロスが語る地政学リスク(中編)

著名な投資家であるソロス氏は、ロシアのウクライナ侵攻は、欧州連合(EU)の存立を脅かす危機と指摘。緊縮財政よりもまず、ウクライナ支援に注力することが欧州にとって最良の“投資”だと訴える。(中編)

地政学的リスクが拡大
EUが抱える問題も深刻

 プーチン大統領は欧米諸国に対し、イスラム国との戦いへの協力の姿勢を見せつつ、ウクライナをめぐる大きな「取引」に期待しているように見える。例えば米国がロシアに対し、ロシアのいう「ニア・アブロード(近隣地域)」に対する主導権を認めるのと引き換えに、シリアへのS300ミサイルの供給中止を求める(=米国の制空権が安泰となる)といった具合だ。

 バラク・オバマ米大統領がこれをのめば、国際関係の構造が全て、軍事力が強い方が有利となる、危険な方向へと変化する。それは、地政学的に広範な影響を及ぼす悲劇的な誤りだ。

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