第12回】投資家必見!ジョージ・ソロスが語る地政学リスク(前編)

著名な投資家であるソロス氏は、ロシアのウクライナ侵攻は、欧州連合(EU)の存立を脅かす危機と指摘。緊縮財政よりもまず、ウクライナ支援に注力することが欧州にとって最良の“投資”だと訴える。(前編)

 2014年、ロシアはウクライナ領内に軍事侵攻した。これは、欧州連合(EU)創設の基礎となった価値観と原理、そして1945年以来、欧州の平和を維持してきたルールへの真っ向からの挑戦を意味している。しかし、欧州各国の首脳も市民も、この挑戦が及ぼす範囲の広さを十分認識していない。

 ウラジーミル・プーチン大統領率いる現在のロシアの体制は、国内での抑圧、国外への武力侵略と、「力による支配」に立脚している。その体制は、少なくとも短期的には、直接の軍事対決を避けようとしたEU・米国に対して、戦術的に優位な立場を獲得することに成功した。

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