第11回】「イスラム国」に加盟する欧州の若者など内憂外患のEU諸国

景気停滞や移民問題による社会不安で右翼が躍進しているEUの情勢は今後どうなるのだろうか。


竹下 誠二郎(たけした・せいじろう)/獨協大学外国語学部卒業。ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院でMBA、ロンドン大学で博士号取得。2001年より現職。

 欧州の2015年は不安定さが増す厳しい年になりそうだ。経済の回復が停滞する中、政治・社会情勢は悪化の一途をたどるだろう。政治的な理由で経済原論を無視したEU(欧州連合)拡張のゆがみが出てくるからだ。

 欧州委員会はユーロ圏18カ国における15年の成長率の予想を1.7%から1.1%に下方修正した。半面、失業率は14年の11.6%から15年には11.3%に改善すると予想している。が、この程度の改善では焼け石に水だ。

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