第6回】日テレ内定取消事件と女子アナというお芝居

「清廉性」って誰のため?内なるジョシアナから脱皮する年になることを期待すると小島慶子氏は語る。


こじま・けいこ/1972年生まれ。放送局アナウンサーとして15年間勤務。2010年に退社してからは、テレビ、ラジオ、雑誌連載などで幅広く活動中。新刊『大黒柱マザー』(双葉社)など著書多数。


 ホステスのアルバイトをしていたことを理由に内定を取り消された学生が放送局を訴えた。放送局の見解は「アナウンサーには高度の清廉性が求められる」というもの。この「清廉性」という言葉が論議を呼んでいる。「ホステスを差別するのか」と。しかし、そもそもこれは「働くことは奉公か」という問いだと思うのだ。

 ぜひ、辞書で「奉公」を引いてみてほしい。広辞苑には、(1)朝廷や国家社会のために力を尽くすこと(2)封建社会で、主家に対して従者が軍役などの義務で奉仕すること(3)他家に住み込んで、家事・家業に従事すること(4)功績があること。忠義であることの4つの意味が載っている。

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