3ヶ月ぶりにパリに戻ってきました。
冬のパリの空はグレー
新聞社襲撃テロがあった後、パリは一体どれだけ変わっているのか? いつもより警備が厳しいと聞いていたパリ・シャルル・ド・ゴール空港に降り立った私は、神経を張りつめて行動しました。
とは言うものの、いつもパリに到着すると、スリに狙われないか気をつけているんですけどね(逆に、成田空港に到着したときは、皆と違うことをしないか気をつけるスイッチが入ります)。
空港からバスに乗り、自宅付近に到着。
「おお! 広場で人が座り込みしてる!」とようやく変化をキャッチしたと思ったら、ホームレス集団が増えていただけでした。あれれ、テロと関係ないし……。
それ以外だと、うちの近所にあるユダヤ教の集会所の前には、機関銃をもった兵隊が2人立っており、ただならぬ雰囲気です。でも、実はこれはテロが起きる前からの風景でした。
ということで、私が住むパリのエリアは相変わらず移民だらけだし、物騒な雰囲気がするものの別に危ないわけではない、普段と同じような状況でした。
日本からもって帰る大量の日本製品
さて、これからもパリの現状はお伝えしていくとして、なにはともあれ、目の前の現実生活が再スタートです。
日本からパリに戻って来た時の第一関門は、巨大スーツケースをエレベーターなしの4階まで引き上げるという大仕事です。あまりに重いので、小分けにして引き上げます。
なぜそんなにスーツケースがパンパンなのかというと……日本から持ち帰って来た生活必需品がたくさん詰まっているからです。
日本滞在中の私は、毎回この必需品を求めてスーパーや100円ショップを回ります。食品に関しては一年分ですからおそろしい量です。
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