第4回】鳥取にスタバは要るか? 地方衰退の本質

「鳥取にスタバは要らない」地方が直面する衰退の本質を片山善博氏が語る。


かたやま・よしひろ/1951年生まれ、岡山県出身。74年東京大学法学部卒業後、旧自治省(現総務省)入省。99年から2期8年鳥取県知事。2010年に総務大臣、11年に退任し現職。

──人口減少対策として、地方自治体が5カ年の計画を立てそれを国が支援するという地方創生関連法案が臨時国会を通りました。

 正直、あの法案は「中身がない」といってもいい。本来、法律を制定するということは、政府のやりたいことをするために国民に制限をかけるか、役所を統制するためにするということです。

 しかしあの法案は、自治体に「協力してくださいね」としか言っていない。わざわざ法律にする必要のないことをうたってます。

 しかも、地方創生というのは、名前を変えて過去何十年も取り組んできた課題です。国が「計画を出せ」と言って、それを地方から提出させて資金を付ける。いつか来た道の繰り返しですね。

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