第3回】『21世紀の資本』著者 トマ・ピケティは米国社会の神話に風穴をあけた。

固定化されつつある格差。崩れ去る米国社会の「神話」。ポール・クルーグマンに訊く。


1953年生まれ。74年イェール大学卒業、77年マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号取得。MIT教授などを経て、2000年より現職。08年ノーベル経済学賞受賞。

──『21世紀の資本』(トマ・ピケティ著)が各国で人気を博していますね。極論すれば「資本主義の宿命として格差は避けられない」という内容ですが、それが共感を呼んだ背景は何ですか。

 とてもいい本ですね。非常に印象的で素晴らしい分析を行っており、いろいろと考えさせられます。

 ピケティ氏が言いたいのは、(所得を分配するための)税制など政治的な選択によって格差を生み出すことは避けられる、ということなのだと思います。さもなければ、社会はごく少数の富裕な人々に支配されてしまうと。

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