第29回】正しい記憶術 今いちど確認しよう!(記憶法 後編)

灘高から東大医学部に進み精神科医に。効果的勉強法を長年研究し、医学部受験専門塾を経営する和田秀樹氏に訊いた。


前回、記憶については「覚える(記銘)」「覚えたことを保つ(保持)」「思い出す(想起)」の三段階で考え、各段階で重要なポイントをがあると述べましたが、詳細についてみていきましょう。

 第一段階は、情報の入力です。入力をよくする原則は2つ。1つ目は理解です。理解できないことは入力が難しいので、見栄を張らないでできるだけ読みやすい本やわかりやすい参考書を選ぶほうがいい。

 入力をよくする2つ目はアテンション。注意が払われたものは脳にスイッチが入り、グングン脳に取り込むようになります。アテンションを上げるのに重要なのは興味があること。例えば、サッカーが好きならサッカー選手の名前をすぐに覚えられるし、ワイン好きの人は自然とワインに詳しくなります。日本史が覚えられないのは注意がいかないから。「日本史に興味を持たせるためにNHKなどの大河ドラマを見せろ」と言うと、あれは正しい歴史じゃないと反論する人がいますが、興味を持った後に教科書で正しい歴史を記憶すればいいのです。

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