第28回】羽生善治棋士でも覚えられない?(記憶法 前編)

灘高から東大医学部に進み精神科医に。効果的勉強法を長年研究し、医学部受験専門塾を経営する和田秀樹氏に訊いた。

わだ・ひでき/東京大学医学部卒業。同大学医学部付属病院精神神経科助手等を経て、国際医療福祉大学大学院教授。和田秀樹こころと体のクリニック院長。和田塾緑鐵舎MEDS代表。『「わたし」の人生』等の映画監督。


──ご著書には、「記憶法にもコツがある」とあります。

 「自分は記憶力が悪い」という人が時々いますが、それは少し違います。人間の生来の記憶力には大差がないといわれます。19世紀のドイツの心理学者へルマン・エビングハウスは、被験者にまったく無意味な綴りを覚えさせて、20分後から1ヶ月後まで時間の経過とともにどれほど忘れていくかを調べるテストを行い「忘却曲線」を発見しました。同様の実験はその後100年以上の間に何万回も行われてきましたが、人によって大差は出ません。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

週刊ダイヤモンド

この連載について

初回を読む
学校間格差 拡大時代! ! の塾&予備校 徹底比較

週刊ダイヤモンド

主要な塾・予備校の内容・合格実績を徹底比較! ~①業界動向編②中学受験編③高校受験編④大学受験編⑤小学校お受験編

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

Tweetがありません