三谷宏治 Vol 1. 壁を本棚で埋め尽くして、家を図書室にする

さまざまなプロフェッショナルの本棚を見せていただき、その人の読書遍歴、本に対する考え方などをうかがうインタビュー。今回のゲストは、一昨年出版された『経営戦略全史』が「ビジネス書大賞2014」で大賞を受賞した、三谷宏治さんです。ご自宅のリビングに足を踏み入れると、そこには巨大なマンガの本棚がありました。さらに、書斎はもちろん、階段上の踊り場、トイレの中にまで本棚が! 本好きにとっては夢のような三谷邸の内部、大公開です。

ハンモックに揺られながら、マンガ読み放題のリビング

— こちらがリビングですね。一面にマンガの本棚が!

— どの棚もマンガがぎゅうぎゅうにつまっていますが、新しいシリーズが増えることもあるんですか?

三谷宏治(以下、三谷) ありますよ。『寄生獣』の岩明均さんが連載している『ヒストリエ』はまだ続いていますし、最近では『信長協奏曲』も買い始めました。これは、現代の高校生が戦国時代にタイプスリップして信長に成り代わるという話で、もともとSFが好きなので読んでいます。競技かるたを題材にした『ちはやふる』も現在進行形で買い続けているマンガです。主要な登場人物の男の子が私と同じ福井育ちなんですよ。

ヒストリエ

信長協奏曲

ちはやふる

— 『蒼天航路』や『海皇紀』など、巻数が多くて重厚なマンガも揃っていますね。お子さんも、これらのマンガを読むんですか?

三谷 うちは娘が3人いるのですが、けっこうはまって読んでましたね。次女は高3の受験勉強中に『海皇紀』を読み始めちゃって、「1日3巻まで」など我慢しながら読んでいたようです(笑)。

— この宙に浮いているのは、おもしろい棚ですね。

三谷 ハードカバーの本の表紙を挟むことで、本自体が棚になるんです。あと、この柱はハンモックの支柱としても使えるんですよ。

— ハンモックに揺られながら漫画を読むなんて、最高ですね……!

三谷 たまに近所の子どもが遊びに来て、読んでいたりもしますよ。春にやるお花見パーティでは、誰とも喋らないでここでマンガを読んでいた人もいました(笑)。

— こちらは2階ですが、トイレの中にも本棚が。

三谷 そうですね。CDプレイヤーもあるので、音楽を聞きながら本が読めるようになっています。トイレの周りも本棚をどんどん増築していて、トイレのドアが開けづらくなってきているのが難点です(笑)。

三谷 このへんは、日本の作家が書いたSFの棚ですね。竹宮惠子さんのマンガや、神林長平さんの『戦闘妖精・雪風』など。

三谷 こっちは、日本ファンタジーノベル大賞の受賞作などが入った棚です。

— これはポスターですか?

三谷 いえ、本なんですよ。フランスで買った絵本で、タイトルが『私の最も大きな最初の本』という意味なんですよね。当時ゼロ歳だった長女のために買ったのですが、フランス語は覚えませんでしたね(笑)。

1週間で30冊以上の本を読破していた小学校時代

— では、いよいよ三谷さんの書斎の本棚を見せていただきましょう。

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プロフェッショナルの本棚

ホンシェルジュ

本棚は人を表す、といいます。本連載は、さまざまなプロフェッショナルの考え方・つくられ方を、その人のもつ本棚、読書遍歴、本に対する考え方などからひも解いていこうという試み。本がいまの自分をつくったという人から、ほとんど本を読まない人の本...もっと読む

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コメント

tsuki_atari 思っていたのとなんか違った…… 5年弱前 replyretweetfavorite

ohayo_youyou 壁一面の本棚憧れある。≫ 5年弱前 replyretweetfavorite