第23回】私大医学部学費値下げ & 医学部予備校の今

学費値下げで私立大学医学部の志望者が増え、それに伴い人気を集め始めた医学部専門予備校の実態に迫った。

 帝京大学医学部が学費を値下げする。2014年度入学者の6年間の負担総額は約3750万円となり1100万円前後減少する。

 帝京大学の例に見るように、近年、私立大学医学部の値下げが相次いでおり、サラリーマン家庭でも何とか学費を負担できる大学が増えてきた。私立大学医学部の志望者が増えるにつれ、医学部専門予備校の人気も高まっている。

 文系学部や理学部、工学部の専門予備校は存在しないが、なぜ医学部専門の予備校は存在するのか。

 私立大学医学部の場合、「高校の学習範囲を超えた出題もある」(足立文彦・野田クルゼ本校校長)ため、その対策が欠かせない。また、面接やグループ討論などがある大学もあり、当然その準備をする必要がある。その特殊性故に専門の予備校が存在するのである。

 医歯薬専門予備校の老舗である野田クルゼ。浪人生向けコースは1年間で英語、数学、理科の3教科の高校での学習内容を仕上げるカリキュラムになっている。数学でいえば数1から復習していく。これは、基礎的な内容の段階で修得が不十分な生徒も少なくないからである。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

週刊ダイヤモンド

この連載について

初回を読む
学校間格差 拡大時代! ! の塾&予備校 徹底比較

週刊ダイヤモンド

主要な塾・予備校の内容・合格実績を徹底比較! ~①業界動向編②中学受験編③高校受験編④大学受験編⑤小学校お受験編

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

Tweetがありません