第24回】年末の駆け込み投資は得? 損?

2014年に始まった「NISA」(少額非課税制度)。NISA元年ということで、流行に乗り遅れないようにと投資に取り組んだ方も多かったのではないでしょうか? しかし、NISAに限らず、投資を行うときには取り組む前の準備が重要なのです。家計再生コンサルティングをするなかで横山光昭さんが気づいた、投資の注意事項をお伝えします。

今年はNISA元年

今年もそろそろ終わり。消費増税がビッグニュースとなった2014年でしたが、NISA(少額投資非課税制度)元年でありました。

 NISAというのは、専用口座を開設して投資を行った場合、1年間で100万円までの元本に対して、配当や売却益に課税しないという仕組みのことです。開始前、各金融機関がこぞって「口座開設キャンペーン」などを実施していたのでご存知の方も多いのではないでしょうか。

1月に始まったNISAですが、この年末にも、再び口座開設を進める動きが加速しています。というのも、100万円までの非課税枠は年ごとの更新なので、証券会社や銀行が「今年の枠は使い切りましたか?」「今年の利用期限、迫る!」などと言いながら、駆け込み投資をうながしているのです。場合によっては、現金やプレゼントを贈るなど、口座開設・投資してもらうために、さまざまなキャンペーンを行っていました。

今年の分の100万円の非課税枠は、来年に持ち越したり、合算することはできません。まさに「今年の分は今年のうちに」が非課税枠を最大限利用できる方策なので、このキャンペーンに乗ることは、悪いことではありません(ちなみに非課税枠は2016年から120万円に増える方針です)。

しかし、そうして焦って投資をすることが、本当にメリットになるかといえば、話は別です。

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家計再生コンサルタントの本音

横山光昭

家計再生コンサルタントとして過ごした15年近くの日々。ファイナンシャルプランナーとしての一面を持ち合わせながら、借金だらけの家計から、貯金を作りたい・増やしたいという家計まで幅広くサポートしてきました。その経験から、感じたこと、考えた...もっと読む

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