藤野英人
田中良和(グリー株式会社) vol.1 マーク・ザッカーバーグに、就職は勧めない
今回は33歳3ヶ月という若さで東証一部上場を果たした、グリー株式会社の田中良和社長が登場。どうしてグリーはこんなに成長することができたのか。ゲームに親しみ、インターネットに衝撃を受け、ITベンチャーのカルチャーそのものに憧れた次世代型の社長が打つ次の一手とは。ファンドマネージャーの藤野英人さんが、その思想の根本にあるものに迫る。
ゲームそのものよりも、ゲームビジネスに興味があった
藤野 いまや、グリーはソーシャルゲームが人気を博し、世界中のユーザーが「GREE」のゲームを利用していますね。田中さんは、子どもの頃からゲームがお好きだったんですか?
田中 好きでしたね。僕が小学1年の頃にファミコンが発売されたので、ファミコンが流行った時代をリアルタイムで生きていた世代です。中学生になってからは「ストリートファイター2」などのアーケードゲームが流行って、まわりのみんなとゲームセンターでよくやっていました。高校くらいからはパソコンゲームが出てきたので、それにはまって。
藤野 ひとしきり、いろいろなゲームをやってきたんですね。ジャンルも問わず?
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この連載について
藤野英人
日本株ファンドの「ひふみ投信」で抜群の成績を残しているファンドマネージャー藤野英人氏がイケてる日本企業の経営者にインタビューし、投資家の目線で成長の秘密をひもといていく対談連載。50歳未満の「アニキ編」と50歳以上の「オヤジ編」の2編...もっと読む
著者プロフィール
レオス・キャピタルワークス代表取締役社長・最高投資責任者(CIO)。「ひふみ投信」ファンドマネジャー。早稲田大学卒業後、国内外の運用会社で日本株のファンドマネジャーとして活躍。2003年、レオス・キャピタルワークス創業。運用する「ひふみ投信」「ひふみプラス」「ひふみ年金」は、高パフォーマンスをあげ続けている。
ひふみ投信:http://www.rheos.jp/
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