ただいま仕事の関係で、パリを離れて東南アジアを放浪中です。暑さが苦手な私は汗だく&ヘロヘロになりながら、南国各地で流れるクリスマス・ソングや飾られているツリーに違和感を感じているところです。
屋台でご飯を食べてお腹を壊しまくってます。
ラオスでは昔フランス植民地だけあって、今でもフランス人を多く見かけました。
さて、そんな東南アジアで必ず遭遇するのが「ボッタクリ」です。タクシーに乗るにも、値段が書いてないモノを買う時も、レストランでお会計するときも必死にメーターやレシートを確認しなければいけません。疲れますね、ふぅ。
パリで被害の多い日本人を狙ったスリ
パリではよっぽど運が悪くない限りボッタクられることはありませんが、なにより多いのは「スリ」です。
在仏日本大使館のレポートによると、1年間に日本人観光客がスリの被害に合っている件数は620件(2011年)。ちなみに、2007年の時点で被害は300件なので、年々増えていることになります。
計算すると日本人に対して1日2件のスリが起きていることになりますが、パリに住んでいる私としては、実際は倍以上あるんじゃないかと思っています。私がパリでガイドしているお客さんや、パリを訪問する友人をみていても、4人に1人は被害に遭っているのです。これは結構な確率ですよね。他の国の人はここまでではないと思います。
パリの公共バスにも、しっかり日本語での注意書きがされています。でも、公共のバスに乗りこなせて、こんなに小さな注意書きに気がつく日本人ならばスリには遭いそうにない気がしますが(笑)。
なぜ日本人が狙われやすいのか?
日本人がどうしてスリに狙われやすいのか? それには明らかな理由があります。それはスリたちが日本人が○○だと知っているからなのです。その○○とは……? 以下、ご説明しましょう。
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