みなさん、こんにちは。
前回と前々回は、ぶどうの摘み取りから、樽につめて保存するまでをお伝えしてきました。
では、ワインをつくる「樽」はいったいどうやってできているのでしょうか……?
じつは、この樽は、何度も作りなおして使っています。
今日は、ワインの醸造に使った樽が、どう生まれ変わるのか……? についてご報告します。
樽の中に入っていたぶどうを圧搾し、ワインをステンレスタンクの中に移し替えました。
そこで、からっぽになった樽を樽屋さんへ運んできました。
この樽屋さんは、うちから車で10分程度。知り合いのジュリアンが技術責任者として樽を作っています。
従業員は4人で、生産量は1日に15樽の、小さな小さな樽屋さんです。
まずは、持ち込んだ樽のふたを機械で磨いていきます。
木と木の間には、ワインがもれ出さないように、接着剤代わりに練った小麦粉がついています。
それを取り除くわけです。
そして、新たに練った小麦粉を溝に入れなおしていきます。
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。