もはや安達祐実は同情も金も欲しないんだ

主演映画でヌードを披露したかと思えば、カメラマンとの再婚発表と、最近マスコミを騒がせているのが女優・安達祐実。0歳でデビューし、12歳で主演したドラマ『家なき子』は最高視聴率37.2%を記録し社会現象化するなど、子役時代のイメージが強い彼女。それでも今年で33歳。「あの人は今?」にならずに芸能界をタフに生き抜いてきた安達祐実の生き様を、武田砂鉄さんが分析します。

「あの頃の涙って、実は目薬でした」

80年代のアイドルが寄り合って「実はあの頃、事務所に内緒で付き合ってた彼がいたんだよねー。やっぱり思春期の女の子だから、恋する気持ちが抑えられなくってー」とぶっちゃけるシーンを年に5回・通算50回くらい見ている気がする。この手のぶっちゃけをリサイクルして、同情も金も欲しがる立ち振る舞いは、安達祐実には許せないだろう。直近のインタビューで、『家なき子』で見せた涙の演技は天才的でしたねと問われた安達は、「あの頃の涙って、実は目薬でした」(週刊プレイボーイ・2014年40号)とさらりと激白していて、「旧作7泊8日100円」みたいな小銭の稼ぎ方をするかつてのアイドル勢とは一線を画していると改めて思った次第。

清史郎くん、神木くん、福くん

「同情するなら金をくれ!」で一世を風靡したころは、大きな同情がそのまま金として入ってきたわけだが、いざ同情が萎んでしまうとやっぱり金にはならない。子役は得てして一旦しぼんでしまった時に、これまでの同情をいかに転化していくべきか、模索することになる。ちょっと見ないうちに何だか大人になりすぎてしまった加藤清史郎は、ちょっと見ないうちにすっかりいい大人になっていた神木隆之介を踏襲できなかったし、徐々に顔立ちが大人びてきたけどそのまま突っ走りそうな鈴木福の沸点というのも、気になる昨今である。

母親がヌードになるという「実家の失火」
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ワダアキ考 〜テレビの中のわだかまり〜

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365日四六時中休むことなく流れ続けているテレビ。あまりにも日常に入り込みすぎて、さも当たり前のようになってしったテレビの世界。でも、ふとした瞬間に感じる違和感、「これって本当に当たり前なんだっけ?」。その違和感を問いただすのが今回ス...もっと読む

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コメント

kenshi_Qtaro 安達祐実って子役から女性を飛び越してオバサンになった様で、、、 https://t.co/cf7cgNqDI8 3年以上前 replyretweetfavorite

eug2nd 有料部分の「自分宛の荷物が爆発している人」という見出しに確かに凄あじ感じるなと思った 4年弱前 replyretweetfavorite

_osi “ 公開中の映画でヌードになった安達は、母とヌード仲間ですねと問われて「同じものとしてとらえてほしくない」とキッパリ断じてみせた。’ 4年弱前 replyretweetfavorite

nkg_13 安達祐実の補助線に某YouTuberを持ってくる当たり、神がかっているとしかいいようがありませぬ。 |ワダアキ考 〜テレビの中のわだかまり〜|武田砂鉄 https://t.co/3Xq6erFaGH #fb 4年弱前 replyretweetfavorite