実子か他の男の子か? DNA鑑定ならぬ人骨式鑑別方法とは

自分の娘、息子が、本当に実の子かどうか、気になり始めたら真偽を確かめたくなるのはいつの時代も同じのようで……。現在ではDNA鑑定という方法がありますが、はるか昔の中国、もちろんそんな技術も概念もなかった時代でも人々は同じようにその信実を求めていたのでした。その鑑別方法に使われていたのは人の骨!? そんなもので親子関係がどうしたらわかるのでしょうか。昔の人の想像力はたくましさに慄くこと請け合いです。

服用前の注意「いま幸せなら、過去を探るのは災いのもと」

実の子とか、本当の親って何でしょうね?

科学や医学で結論が出る話なんでしょうか、それとも、もっと複雑なものなのでしょうか。

現在、科学的に最も信頼できる親子の判定方法はDNA鑑定です。

ところがDNA鑑定で血縁関係が否定されても、法律上の親子関係が消滅するとは限らないという最高裁判決が出ました。2014年7月17日の判決です。

養子制度があることから考えても、医学的な親子関係と法律上の親子関係は違いますから、法律的には、こういう結論もありかなと思います。

もっと広げて考えれば、法律の世界だけではなく、もともと親子関係は科学や医学だけでは割り切れないモノなのかもしれません。

それでも医学的にはどうなのか知りたくなる人間心理。

この心理は昔の中国にもありました。今回はDNAの存在すら知られていなかった時代の親子鑑定法をご紹介しましょう。

『虞列伊氏解剖訓蒙図』松村矩明訳(国立国会図書館デジタルコレクションより)

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