IT業界は「変人の巣窟」
最近AppleのCEOであるティム・クック様がゲイであることを公表いたしました。日本とアメリカでは随分話題になったようでありますが、欧州では大したニュースにならなかったこと、その理由は前回までに書きました。
しかし、IT 業界でもこの件は大したニュースにはならなかったことを理解している人は、日本ではあまり多くないかもしれません。大騒ぎしているのは年寄りや保守的な業界の人々であり、大騒ぎの中心である日本のマスコミは、実は旧態依然としたサラリーマンの集団です。それは女性やヲタに関する報道を見ても一目瞭然なのですが。自分達は知的なリベラルだと思い込んでいますが、実は権威主義で保守的なのです。
ところで、そもそもギーク(ヲタク)が大量にいるIT業界は、世間一般とか保守的な業界からすれば変人の巣窟であります。
ワタクシも業界の人間でありますが、床の段ボールを敷いて寝ている人、会社に住んでる人、真っ赤な長髪にディズニーのネクタイにピンクのベストを着てネットワークを監視してる技術者、40過ぎているのにポニーテールの人、真冬に雪の中サンダルで通勤する人、などがいるのが当たり前です。