本日更新されたケイクスオリジナルコンテンツをご紹介します。なに読もうかなあ、どんな記事があるのかなあ、なんて思っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
●連載
「ワイン通信・ブルゴーニュの村から」【第7回】フランスと日本、どちらではたらくか? / 仲田晃司
フランスはブルゴーニュで、ワイナリーを経営する日本人醸造家・仲田晃司さんのエッセイ。今回は第3回の続き。フランスでのホームステイを経て、世界が広がった仲田さん。今回はフランスでワイン造りを始める直接的なきっかけになった、大手のワイン会社就職後のお話です。
「フェル先生のさわやか人生相談」【第13回】Facebookで『交際中』にする彼女 / フェルディナント・ヤマグチ
恋愛投資家のフェル先生が、あなたの恋と仕事の悩みにお答えする絶好調Q&A連載。第13回は「Facebookで『交際中』にする彼女」。Facebookでのステータス設定に悩む若者を、一刀両断いたします!
「道徳の時間」小林よしのり vol.1 道徳と倫理って、どう違うんですか? / 岡田斗司夫
ゲストとともに新しい時代の「道徳」を考える、岡田斗司夫さん対談シリーズ。今月はのゲストは漫画家の小林よしのりさん。よしりんの考える道徳とは、そして倫理との違いとはなんなのでしょうか。
「統計学が最強の学問である」【第26回】統計家たちの仁義なき争い (2)——言葉を分析するテキストマイニング / 西内啓
書籍化も決まった西内啓さんの連載。今回は「テキストマイニング」について。18世紀から起きていた、シェイクスピア=フランシス・ベーコン同一人物説論争。それを解決した、文章を解析する統計学とは。
「数学ガールの秘密ノート」第6回 数式のシルエット(後編) / 結城浩
結城浩さんの「数学ガール」シリーズは、前回に引き続き「多項式」について。高校一年のテトラちゃんの素朴な質問「《多項式の書き方》は何のために?」に対して、才媛ミルカさんが答えます。そのうちに関数やグラフまで、話はどんどん広がって……。
「嵐の聴きかた」【第7回】ポジショニングマップで見る嵐のパーフェクトバランス(前編) / 青井サンマ
アイドルグループ嵐の魅力を、おもしろ楽しく学べる青井サンマさんの連載です。メンバーの魅力がわかったところで、気になるのは、グループとしての魅力。「バランス」をキーワードに、嵐が多くのファンをつかんだ理由を分析します。
「黒田勇樹動画批評」【第13回】柿と電子レンジと醤油が織りなす、ファンキーな映像に震撼。動画界のニルヴァーナ、現る / 黒田勇樹
開始から3ヶ月、ケイクスの歴史に爪痕を残すであろう、ギリギリ(アウト)な黒田さんの動画批評連載。訳あって実家ぐらしを始めた黒田さんが見つけたのは、柿を食べる動画? なぜこれが最高にパンクでファンキーなんでしょうか……?
「彼女写真 in 栃木」栃木編【第7回】アーケードで / 青山裕企 meets 美少女図鑑
12月に入り栃木編が始まった青山裕企 meets 美少女図鑑の彼女写真。今回はMIHOちゃんとPARCOを出て、アーケードをぶらぶら。色とりどりの街の中でも、いちばんきらきらしているはMIHOちゃんなんじゃないでしょうか。
「キモい男、ウザい女。」第6回 セックスについて話すときに我々が話すこと【哲学者とAV監督の対話 ③】 / 二村ヒトシ
AV監督の二村ヒトシさんが、日本の男女の性ついて考える連載は、哲学者の國分功一郎さんを迎えた3回目。フーコーやジジェクなどの世界的哲学者の言葉から「性」を考えます。日本とヨーロッパの性に対する価値観の違いとは?
●ケイクスカルチャー
[2013年度版]神に誓ってガチですよ! 出版人の生き残り方「電子書籍と出版人の未来」篇 / 尾谷幸憲
前回の「雑誌と書籍の現在」篇に続いて、ライターの尾谷幸憲さんが出版業界のサバイバルについての対話です。何かと話題の電子書籍のマーケットに希望はあるのか? そして出版社のこれからは?
LINEがもたらす2つの終焉 / まつもとあつし
ジャーナリストのまつもとあつしさんの「LINE」論。LINEの人気を、「若者向けだから」と思考停止してしまうと、その本質を見誤りそうです。LINEとはなにか、LINEは我々の生活をどう変えようとしているのか。必読の論考です!
●ショートショートケイクス
そろそろ忘年会のシーズンですね。弊社でも誰が幹事を担当するのか、熾烈な争いが行われています。最終候補に残ったのは新卒女子編集Rと僕(編集D)。
僕「Rさんはすごいよねえ。新卒とは思えない働きぶり。きっと忘年会の幹事もテキパキこなしちゃうんだろうなあ」
編集R「なにいってんですか! Dさんなんて、私が思いもつかないようなおしゃれなお店いっぱい知ってそうですよね。きっと素敵なお店で忘年会開いてくれるんだろうなあ」
僕「ふざけんな! ここ数年◯民にしか行ってねーよ!」
編集R「わたしだってお店と言ったらアニメ◯トとまんだ◯けととらの◯なしか知りませんよ!」
これはひどいなすりつけ合い。そしてRは汚い手で僕に幹事を押し付けようとしてきたのです。
……ところで、この時期は忘年会だけでなくイベントも盛り沢山です。
ケイクスオープン時にCEO加藤のインタビューをしていただいたりと、ケイクスと縁のある米光一成さんの「電書カプセルNight!」が、本日阿佐ヶ谷ロフトで行われます。豪華な出演陣と、なにより電子書籍というテーマに、われわれも興味津々です!
そしてもう一つ、本日下北沢B&Bで行われるのが、「二村ヒトシ×枡野浩一歌人とAV監督が「恋愛とモテ」について語る~二村ヒトシ『すべてはモテるためである』出版記念イベント~」。ケイクスで「キモい男、ウザい女。」連載中の二村ヒトシさんと、「書き手として、そして商売として有料メルマガってどうなの?」をご寄稿いただいた枡野浩一さんのトークショー。こちらも楽しみです!
どちらもまだ少しお席があるようなので、興味のある方はそれぞれの会場にお問い合わせください。
話は戻って、編集Rはとつぜんこんなことを言ってきました。
編集R「Dさん、こないだエンジニアの男の人たちとこっそり話していたつもりかもしれませんが、内容が下ネタだったの全部聞こえてましたよ」
僕「はあ?」
編集R「私が認識した時点でセクハラが成立するというのは、◯◯年◯月の◯◯地裁で判例が出ています。幹事をやるのとセクハラで告訴されるのどっちがいいですか?」
僕「ちょ!」
ここぞとばかりに東京大学法学部卒の力を見せつける編集R。
編集R「あとこないだCEOが出勤前の立ち寄りで来てなかったですけど、Dさん思いっきり遅刻してましたよね。あれCEOに報告してもいいですか?」
僕「やるやるやるやる、幹事やります!」
こんなふうに、緊張感を持って仕事をしている職場で、ケイクスは作られています。
ではみなさま忘年会で飲み過ぎないようご注意ください。良い週末を。
(金曜担当編集D)