非正規雇用は先進国全体で増えているという恐ろしい事実

近年、先進国で顕著に表れている「貧富の差」。今回は、高所得者に高い税金を課して低所得者へ分配し、格差を緩和させるシステム、「富の再分配」を導入しているにもかかわらず、貧富の差が拡大しつつある北欧諸国を取り上げます。

固い話が続いていますが……

ここしばらく「働く人」の二極化、中間層の仕事が減って行くこと、楽観的な老人と、雇用や将来が不安なので保守化する若者は、決して日本だけの問題ではないということを書いております。

ここ何回かお固い話を書いておりますが、「日本のこれはケシカラン」系のコラムがお好きな読者の方が多いのは承知しておりますが、この二極化の問題は、お若い方もお年を召した方も、日本以外の傾向も知っておくべきだと思うので、「真面目腐っててつまらん」とおっしゃらずにお読み下さい。

一年中「日本のサビ残はケシカラン!」「こんな働き方は嫌だ!」「AKBをどうにかしろ!」「頭を打ったらスケートを休め!」と怒っていても生産性がないというか、時間の無駄というか、それよりご自分の先を心配しなくていいんですか、ということです。

ご自分の仕事や年金や資産の先行きを予測するのに、日本の外で起こっている動き、特にグローバルな傾向というのを知っておくのは、生死に関わる問題であります。要するに俺は将来認知症老人になってもケツを拭いてもらえるのかどうか、ということです。

北欧諸国の貧富の差は拡大している

さて、前回のコラムでは、先進国で働く人が二極化しているのは実はグローバルな現象だという論文をご紹介しました。

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海外居住経験、職業経験をもとに、舌鋒鋭いツイートを飛ばしまくっているネット界のご意見番・May_Romaさん。ときに厳しい言葉遣いになりながらも彼女が語るのは、狭い日本にとじこもっているひとびとに対する応援エールばかり。日本でしか生き...もっと読む

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コメント

May_Roma 「貧富の差は1970年代にまずアメリカとイギリスで大きくなりはじめ、1980年代に入ると他の国にも広がり、最近ではデンマーク、ドイツ、スウェーデンなど伝統的に貧富の差が小さかった国にもその差が広がっています」https://t.co/aTemf7ZP0w 5年以上前 replyretweetfavorite

kmiya_69 興味深いです。次回が待ちきれない! 5年以上前 replyretweetfavorite

pochakawanon 自分にしか自分は守れないんだよ。 5年以上前 replyretweetfavorite

MetropolitanEVE どの国にもいろんな能力の人がいて、その比率は変わんないと思うけど、許されないらしい。| 5年以上前 replyretweetfavorite