編集部のつぶやき
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幼い頃ギリシャ神話はひと通り読んだが、こんなしっちゃかめっちゃかな話だとは、子供心に理解できず。惚れた腫れたの、殺したの殺されたの、超ヤンキー訳で読む神々の悲喜劇は、落語のような安定のすべらなさ。遙か昔から変わらない人間の業に、なんだか安堵するような、身につまされるような。(N) |
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先日cakesの姉妹サービスであるnoteのアプリがリリースされました。ぜひお試しください。まだnoteを見たことがない、という方はぜひこちらの人気noteユーザーなんかを参考にしてください。あ、実は僕もnoteやってたりするんですが、そちらはもう見ても見なくても……。(D) |
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フェル先生の連載100回突破記念対面相談、相談者の方とは境遇は違えど、考え方に身に覚えのあるところが多く、取材中終始自分のことのように悶えてました。フェル先生のアドバイスを実践して、楽しい人の集まる人間になりたいものです……。(R) |
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上京してから古着にハマっています。思えば、古着屋の店員さんに「現代の服は古着を模倣して作られる」と熱く語られたことが古着の面白さに気づいたきっかけかもしれません。この記事を読んでレースの歴史を知り、やはりモノには現代に受け継がれるまでのストーリーがあるのだとしみじみ感じます。(インターンK・S) |
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木暮太一さんの「文章は『起承転結』で書いてはいけない!」に仰天しました。私もまんまと「起承転結病」にかかっています……。小中高と授業でさんざん注意されて、起承転結が強迫観念になりかけていたのですが、この記事のおかげで呪縛が解けそうです。(インターンM・S) |
ピックアップ
「人の行動を自発的に変えることを命令する」という矛盾のそばでどっちが最強!? 物理学VS統計学——矢野和男×西内啓 対談西内啓 / 矢野和男人の行動を変えるには、どうしたらいいものか? 経済学者は"インセンティブ"、社会学者は"まわりとの関係性"、政治学者は"権力"で説明しがち。さて、物理学者と統計学者は? ウエアラブルセンサによって身体活動のデータ分析し、人間を支配する隠れた法則を解き明かした『データの見えざる手』の著者・矢野和男さんと、本書を読んだ『統計学が最強の学問である』でお馴染み西内啓さんとの対談が実現しました。在野の研究者であるお二人だからこその知見を、全4回でお届けします! |
すべらないオリオン座伝説超ヤンキー訳 すべらないギリシャ神話柴崎竜人娘一人に、お父さんが二人——星座館に集う人々と家族の絆を描いた「三軒茶屋星座館」シリーズが好評です。作品のもうひとつのウリが、星座のモチーフとなったギリシャ神話の物語。神々の王ゼウスは超絶倫! 英雄ヘラクレスの目的はモテること!? 実はとってもダメ~で人間くさい神様たちの姿が、三軒茶屋星座館主人、金髪の元ヤンである和真の語りから浮かび上がってきます。それも、ホメロスも驚きの超現代訳、ヤンキー調で。ハチャメチャな変わらぬ神々の苦悩は、いつしか僕らの悩みや迷いと重なっていき……。 |
【前編】人間より人間くさい神さまたちの物語いまスゴイ一冊『夏のキグナス 三軒茶屋星座館』柴崎竜人インタビュー柴崎竜人美女だったら相手を選ばぬ絶倫大王ゼウスに、モテたくてたまらないヘラクレスなど、ギリシア神話の大胆な現代版アレンジを交えつつ、東京の下町・三軒茶屋の雑居ビルに入ったプラネタリム兼バーを舞台にした小説『三軒茶屋星座館』シリーズ。その2巻目となる『夏のキグナス三軒茶屋星座館』が、地元三軒茶屋を中心に新たなファンを増やしています。なぜギリシア神話が現代人の生き様につながるのか。そもそも、ギリシア神話ってこんなお話なのか。前半は、本シリーズの屋台骨となるギリシア神話の魅力についてお話を伺いました。 |