みなさん、こんにちは。
前回は、今年のぶどうの摘みとり状況をお伝えしました。
今回は2014年のワイン醸造についてご報告します。
さかのぼること、摘みとり前の9月初め。
ブルゴーニュのワインのドメーヌでは、いっせいに摘み取りの準備がおこなわれます。
準備とは、私達ルー・デュモンでいうと、屋根裏に保管していた摘みとり用のケースをおろしてきて、きれいに洗うこと。そして、テントの下に選果台と除梗機を設置して、よく洗うことです。
選果台と除梗機
赤ワイン醸造に使う樽の搬入
赤ワインの醸造に使うので、樽のふたはとっています
なぜ、赤ワイン用の樽のふたをとっておくのでしょうか?
ふつうは、白ワインの醸造は、グレープジュースを樽の中に入れ、樽の中でアルコール発酵させます。
赤ワインはというと、ぶどうの皮の色(赤色の色素)を抽出するため、グレープジュースにぶどうの皮を一定時間つけておきます。
そのために、樽のふたをとっておくのです。
さて、準備が整ったら、摘みとりの開始です。
今年は晴天に見舞われ、すばらしい摘みとり日和となりました! 朝の畑はほんとうに気持ちがいいです!!
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