香港で48時間みっちり食べ歩き(上陸編)

前回の準備編に続き、いよいよ香港に上陸したSumally代表・山本憲資さん。ミシュラン星付き広東料理から、点心レストラン、会員制の店、さらにバー、カフェ、アイスクリームショップと、ひたすら食べまくります。香港を喰らい尽くす山本さんの食べ歩き旅の始まりです!

香港の三ツ星広東料理は完璧な味

前回の準備編に引き続き、今回は香港上陸編。程よく酔っ払った機内ではなぜかインド版の「巨人の星(テーマは野球ではなくクリケット」を観ながら爆睡、アルゲリッチのデビューコンサートのショパンを聞いたりしながら爆睡を繰り返しているうちに着陸。天候はあいにくの雨。空港で現地の通貨を引き出し、タクシーに乗り込む。

ホテルに寄ってからレストランに向かうつもりが、中心部は「雨傘革命」のデモの影響で各所通行止め、そのため大渋滞。このままでは予約の時間に遅れるということで、急遽直接レストランにむかうことに。30分ほど中心部でのろのろと進んだあとに第一目的地のレストラン「杭州酒家」の前に到着。青島ビールとともに、お目当てのカニ味噌あんかけ麺に加えて、こちらも名物と言われている小籠包や東坡肉を注文。ランチの営業時間も閉店間際で、後半は横のテーブルで店員さんもまかないを食べ始めた。

ディナーに万全の体制で臨むためにも、ランチはささっと切り上げ一旦ホテルへ。小休止のあと、街を散策へ。まずは、ワイングラスで水出しアイスコーヒーを飲めるという「コーヒーアカデミー」へ。内装も洒落ていて、香港のおしゃれな人たちが集まっている雰囲気。味も美味しい。日本にあっても流行りそうだ。

コーヒーを飲み終わったあとは、旅の主目的のひとつであるサザビーズのオークションのレセプションへ。半年に一度くらい香港で開催されるアジア最大級のものらしく、そのランナップが凄まじい。エスティメイトが50億円超のゴッホ、20億円級のロスコ×3、ほかにもピカソ、モネなど10億円超えの予想価格はざら。ワイン部門では、ロマネコンティのセットが出品されアジアの落札記録を更新、時計では、10億円超のパテックフィリップの懐中時計が出品されるなど、金銭感覚がおかしくなるようなレセプションだった。

超高額のコレクションも刺激的ではあったが、僕らがメインで見たかったものは「NIGO® LIVES TWICE(NIGO®は二度死ぬ)」と銘打たれて開催された、NIGO®さんのパーソナルコレクションの出品。ジャン・プルーヴェからイームズ、ウォーホルからKAWSなどコレクションの一部を今回サザビーズに出品したのである。実は僕の同級生がサザビーズで働いていて、1年ちょっと前にNIGO®さんにご紹介したことから今回の企画が実現、せっかくなので見に来ようということになった。レセプションにはご本人も和服で登場、なかなか華やかな会であった。そしてオークションの結果は、総額5億円超で落札。さすがである。

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フィットする晩餐

山本憲資

世界中の人の「欲しい」と「持っている」で繋がるウェブサービス「Sumally」の代表である、山本憲資(やまもとけんすけ)さんの連載がスタートしま す! 32歳という若さにして、膨大な数のレストランに通い、「食」にただならぬ情熱を注ぐ山...もっと読む

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l11a メモメモメモ 3年以上前 replyretweetfavorite