サイハテ

小林オニキスさん特別インタビュー2】何かを創作するのが面白くて仕方ない

ボカロ人気楽曲「サイハテ」の制作者で、今回ノベル版『サイハテ』を発表した小林オニキスさんのインタビュー後編をお送りします。
小説を書くこと自体が初めてだったというオニキスさん。そこに悩みや不安はあったのでしょうか――? そして楽曲制作と執筆の、クリエイティブ上の違いと共通点とは。小説版『サイハテ』は好評発売中!

♪オリジナル楽曲「サイハテ」の動画はこちら♪


カバーの男の子は、僕に似ています(笑)

続いて、本書のカバーイラストとキャラクターデザインはpomodorosaさんが手掛けています。

 pomodorosaさんに頼んで良かったです! もう思った通りのイラストが上がってきました。
 僕はこれまで自分の作品の絵を他の方に描いてもらうという経験がほとんどなくて。自分でイラストも描くので、上がってきた絵に対して「もっとこうしたい」というのがあるかなと思っていたのですが、まったくありませんでした。
 その絵を見て、さらにアイディアが膨らんだところもあり、本当にお願いして良かったなと思います。

—カバーの雰囲気もいいですよね。

 白い感じのカバーにしたいと編集担当に相談したんです。小説を書くにあたって、書店にも足を運んで、ボカロ小説やライトノベルが置いてあるところを見てみると、色味として白ってあんまりないなと思ったんです。楽曲のイメージにも合う色にできて良かったです。ロゴも雰囲気に合うように、僕がデザインしています。
 あ、それから、カバーのイラストを見た友人や妻から「カバーの男の子が僕に似ている」と言われました(笑)。

—確かに雰囲気などそっくりですね(笑)。

 最初にキャラクター設定を決める時は、まったくそんなこと想定していなかったんですけどね。本が出来上がって妻に見せたら、「これってあなたじゃない?」と言われて。「この髪の短い女は誰よ? 誰なのよ?」って言われました(笑)。

—(笑)。今回、ピンナップは、はりかもさんとげみさんが描かれています。

 はりかもさんは、本当に可愛らしいイラストを描いていただきました。ピンナップ1枚だけじゃなくて、本当はもっと色々描いてもらいたかったですね。げみさんは、背景も含めてすごく雰囲気のある味のあるイラストがとても良かったです。

—げみさんは挿絵も担当されていますよね。

 はい。普通の挿絵とはちょっと違う雰囲気になっていると思います。今回イラストを描いていただいたお三方とも、僕が「この人に描いてもらいたい!」という希望通りでした。本当に素晴らしいイラストを描いていただいて嬉しかったですね。


書き終わるのかが、不安だった

—では続いて、今回、執筆をする上で一番苦労されたことは?

 まず小説を書く経験がなかったので、そもそも書き終わるのかという不安がありましたね。
 それから、結婚式の準備と執筆時期が重なってしまい……。あまり書けない時期もあったんです。

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サイハテ

小林オニキス

再生回数260万を超えるボーカロイドの名曲がノベル化! 楽曲制作者である小林オニキス氏が自ら贈る、“人と人が想いと願いをつなぐ”物語『サイハテ』の一部を公開します。 それは、たおやかな恋でした――。 ある日、中学二年生の水上...もっと読む

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