金田淳子 /岡田育 /二村ヒトシ
君はまだ「自分の雄っぱいは感じない」と思っているのか?
「雄っぱいなめ」が男女のセックスにおいてもめずらしいものではなくなってきた昨今。しかし、それでも乳首をなめられることを嫌がったり、なめるように言ってくるのに気持ちの良さをきちんと表現してくれなかったりする男性も少なくありません。いったい何が彼らにストッパーをかけているのか? 「男性の乳首は本来100%感じるはず」と断言する二村ヒトシさんがその謎を解明していきます。
※本連載には、刺激的な内容・画像などがふくまれています。職場や公共の空間での閲覧にはご注意ください。
男の乳首に対するスタンスには、3パターンある
二村 まず大前提として、僕は「男性も女性も、乳首は必ず感じるものだ」と思っています。
岡田・金田 おお!!
二村 でも、自分のなかの思い込みやいろんなものが邪魔しているから「感じない」と思っている人がいたりする。もっと具体的にいうと、男性の場合、大きくわけて3つのパターンがあるんじゃないかと思っています。
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この連載について
金田淳子 /岡田育 /二村ヒトシ
二村ヒトシ、金田淳子、岡田育が「男のカラダ」について語り尽くす特別企画第2弾。前回「やおい穴」と「アナル」について徹底考察し、AV業界と腐女子業界の壁を切り崩した3人が今回挑むのは……男性の乳首「雄っぱい」。少年漫画で不自然に無視され...もっと読む
著者プロフィール
アダルトビデオ監督。1964年六本木生まれ。慶應義塾幼稚舎卒で慶應大学文学部中退。Dogmaからリリースした『美しい痴女の接吻とセックス』『ふたなりレズビアン』『妹に犯されたい』『集団痴女』『すべての女性があなたより背が高い世界』『マ○コがマ○コに恋をする理由(わけ)』各シリーズで、画期的なエロ演出を数多く創案。現在は、MotheRs(痴女専門)・美少年出版社(女装っ子専門)・レズれ!(女性同士専門)・欲望解放(本人のセックス専門)の4つのAVレーベルを主宰・経営するほか、ソフト・オン・デマンド、エスワン、ムーディーズ、ベイビーエンターテイメント等からも監督作品を発売。ソフト・オン・デマンドでは若手監督に「エロとは何か」を指導する社外顧問にも就任。著書に『すべてはモテるためである』(イースト・プレス)、『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』(イースト・プレス)、対談集『淑女のはらわた』(洋泉社)がある。
公式サイト:nimurahitoshi.net
twitter:@nimurahitoshi / @love_sex_bot
社会学者。やおい・ボーイズラブ・同人誌研究家。1973年富山県生まれ。東京大学法学部を卒業後、文学部に学士入学。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学(社会学)。共著に『文化の社会学』(佐藤健二・吉見信哉編著、有斐閣、2006年)の「第十章 マンガ同人誌 解釈共同体のポリティクス」。ひげ・めがね・老人・武将・ヘタレ・年下攻が大好物。ジェンダー論、社会学の視点から、やおいを研究している。