家財道具を折半で買って囲い込め【恋人関係で顧客管理を学ぶvol.2】

これだけは押さえておきたい! 新人ビジネスパーソン必見の“超訳”ビジネス用語。マストで身につけるべきだけどなかなか覚えられないカタカナ言葉を、男女関係にからめて解説します。今回は、合コン・ナンパを経ていよいよ一人の相手に絞り込む「真っ当」な恋愛から、あらゆる業種に必要な顧客管理について学びます。
解説する用語:“1:5の法則”、“RFM分析”、“参入障壁”、“スイッチング・コスト”

74 1:5の法則

◇本来の意味◇

1:5の法則とは、新規顧客に販売するコストは、既存顧客に販売するコストの5倍かかるという法則。新規顧客は獲得コストが高いにもかかわらず利益率が低いため、同じコストをかけるなら既存顧客の維持に力を入れたほうが利益は向上するという考え方。似たような法則として、「5:25の法則(顧客離れを5%改善すれば、その利益率は25%改善される)」がある。

◆モテビジ解説◆

たとえば、長距離を移動するのに、何回もタクシーを乗り継いで初乗り運賃がかさむより、一台の同じタクシーにずっと乗っていた方が経済的ですよね。男女交際も、“初乗り運賃”が一番高くつくものです。その点、長く付き合っている相手なら、すでに気心が知れているぶん見栄を張る必要もないので、いい感じのレストランよりなじみの居酒屋、おごりではなくワリカン、ホテルよりお互いの部屋……と、一回のデートにかかるコストは大幅に節約できます。これが「1:5の法則」です。他にも、お互いの好みがわかっているので、興味のないことに無駄な出費をしないで済みますし、セックスもマニアックなプレイを追求できます。長期的な視点では、既存顧客の囲い込みに力を入れた方が大きな利益になるのです。

75 RFM分析

◇本来の意味◇

RFM分析とは、購買行動や購買履歴などのデータベースから、優良顧客のセグメンテーションなどを行うターゲット・マーケティングの手法のひとつ。Recency(最新購買日:最近いつ購入したか)、Frequency(累計購買回数:どのくらいの頻度で買っているか)、Monetary(累計購買金額:いくら使っているか)を企業独自のウエイトで数値化し、優良顧客を絞り込む。

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小石ヤマ

これだけは押さえておきたい! 新人ビジネスパーソン必見の“超訳”ビジネス用語。某有名企業に勤める著者が、マストで身につけるべきだけどなかなか覚えられないカタカナ言葉を、男女関係にからめて解説します。身近な恋愛ネタだから簡単に覚えられ、...もっと読む

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