東京・下町グルメの聖地・立石へ
先週末、東京都現代美術館で始まった『ミシェル・ゴンドリーの世界一周』という展覧会のオープニングレセプションを目指し、仕事を終え清澄白河の地へ。先輩と合流し、館内をゆっくりと観覧。ゴンドリーさんと秋葉原をうろうろという取材を前職の雑誌編集者時代にしたことがあって、もしや本人もいて久しぶりにお会いできるのかなんて淡い期待をしていたものの、本人の来日は今月末のこと。残念。
さて食事に関しては全くのノープランな花金で、レセプションのあとからチョイスを開始。この連載にも登場した美術館からもほど近い森下の焼肉屋「静龍苑」は当然のように満席、押上のワインバー「遠藤利三郎商店」も満席、人形町のビストロ「ラピヨッシュ」も満席、亀戸の「メゼババ」も満席と、人気店ばかりなので期待はしてないものの偶発的な奇跡は無論起きない。
そこで、あ、と思いついたのが更に北東に足を伸ばして立石まで向かうという案。昼間から飲み倒す街として有名なこの地だが、僕が以前から行ってみたかった餃子屋の「蘭州」は、電話で問い合わせてみたところ、深夜まで営業しているという。というわけで半蔵門線と京成線をさらに乗り継ぐこと30分弱、立石駅へ。
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