第17回】これからを生き抜くための「ラマヌジャン・フロー」

京大、マッキンゼー、ホスト、船井総研という異色の経歴を経てきた若き思想家・倉本圭造さんの意欲作のエッセンスを、cakesでもお届け。今回は、倉本さんの高校時代の部活動の話を例に出しつつ、共同体が壊れ始めた後に生き抜くための秘奥義・「ラマヌジャン・フロー」について語ります。

まだ儀式に価値が感じられるなら、無理して捨てる必要はぜんぜんない

  第3章で紹介した、「何年も連続で世界一になった愛知県のコーラス部」の人たちと大学時代にかなり仲良くなりましたが、彼らは前述の私の高校の例ほど「前時代的」な感じではなく、むしろ三河地方ナンバーワン進学校の自然なプライドの延長に朗らかな共同体を立ち上げている、「コクリコ坂から」的な雰囲気でやっておられるようでした。

  同じように、地方に多い伝統的強豪校は、それぞれ独特な風習をしっかり残しつつも、「カルピスについて先輩が2時間怒って下級生が泣く」ような無茶はあまりないような雰囲気なんじゃないかと、遠くから見ていて思います。それなりに厳しい雰囲気はあるようだけども、みんなあまりそれに抵抗感なく参加している「空気」がまだ活きているというか。

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21世紀の薩長同盟を結べ

倉本圭造

京大、マッキンゼー、ホスト、船井総研という異色の経歴を経てきた若き思想家・倉本圭造さん。彼の処女作『21世紀の薩長同盟を結べ』は、23万字にわたる圧巻の提言書です。そんな意欲作のエッセンスを、cakesでもお届け。閉塞的な空気に包まれ...もっと読む

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