金田淳子 /岡田育 /二村ヒトシ
女性は「男には乳首で感じてほしい」と思ってる!?
世界初・「雄っぱい」を語り尽くす鼎談もいよいよ後半戦。イベントに来場したお客さんへのアンケートの回答結果から、3次元の雄っぱいの真実に迫っていきます。 はたして「乳首なめ」文化はどれほど浸透しているのでしょうか。乳首で感じる男性がたどりつけるユートピアの存在が明らかになっていきます。
※本連載には、刺激的な内容・画像などがふくまれています。職場や公共の空間での閲覧にはご注意ください。
「男の乳首をなめた」経験がある人は○○%?!
岡田育(以下、岡田) さぁ、二村さんのターンです。いよいよリアルな雄っぱいのしくみや開発のしかたについてお伺いしたいと思います。と、その前に、今回ご来場いただいた方々にご回答いただいた、雄っぱいについてのアンケートを発表します。まずは、「男性の乳首をなめたことがあるか」という質問ですね。
※「ある」は男性3人を含む
二村ヒトシ(以下、二村) 「ある」が35人、有効回答の約67%だそうです。「ない」が17人で、33%かぁ。……えっ、しかも「ある」のうち3人は男性なんですか?
金田淳子(以下、金田) いいじゃないですか! 男性だって男の乳首ぐらいナメますよ! 当然です!
岡田 金田さんの言う通りです! そして、「乳首をなめられた時の男性の反応」もくわしくうかがってみました。
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この連載について
金田淳子 /岡田育 /二村ヒトシ
二村ヒトシ、金田淳子、岡田育が「男のカラダ」について語り尽くす特別企画第2弾。前回「やおい穴」と「アナル」について徹底考察し、AV業界と腐女子業界の壁を切り崩した3人が今回挑むのは……男性の乳首「雄っぱい」。少年漫画で不自然に無視され...もっと読む
著者プロフィール
アダルトビデオ監督。1964年六本木生まれ。慶應義塾幼稚舎卒で慶應大学文学部中退。Dogmaからリリースした『美しい痴女の接吻とセックス』『ふたなりレズビアン』『妹に犯されたい』『集団痴女』『すべての女性があなたより背が高い世界』『マ○コがマ○コに恋をする理由(わけ)』各シリーズで、画期的なエロ演出を数多く創案。現在は、MotheRs(痴女専門)・美少年出版社(女装っ子専門)・レズれ!(女性同士専門)・欲望解放(本人のセックス専門)の4つのAVレーベルを主宰・経営するほか、ソフト・オン・デマンド、エスワン、ムーディーズ、ベイビーエンターテイメント等からも監督作品を発売。ソフト・オン・デマンドでは若手監督に「エロとは何か」を指導する社外顧問にも就任。著書に『すべてはモテるためである』(イースト・プレス)、『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』(イースト・プレス)、対談集『淑女のはらわた』(洋泉社)がある。
公式サイト:nimurahitoshi.net
twitter:@nimurahitoshi / @love_sex_bot
社会学者。やおい・ボーイズラブ・同人誌研究家。1973年富山県生まれ。東京大学法学部を卒業後、文学部に学士入学。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学(社会学)。共著に『文化の社会学』(佐藤健二・吉見信哉編著、有斐閣、2006年)の「第十章 マンガ同人誌 解釈共同体のポリティクス」。ひげ・めがね・老人・武将・ヘタレ・年下攻が大好物。ジェンダー論、社会学の視点から、やおいを研究している。