68 先入先出法(PPM・在庫管理)
◇本来の意味◇
先入先出法とは、会計学の用語で、棚卸資産の評価方法のひとつ。商品が実際にはどのように売れたかという事実は無視して、先に仕入れた(または製造した)商品から順に払い出しされる(売れていく)と仮定して、棚卸資産の評価や払出単価(原価)の計算を行う方法。物価上昇期には、「現在の高い販売価格」と「昔の安い原価」との差額が「利益」となり、利益が多く計上されることになる。
◆モテビジ解説◆
ここまで、複数交際の考え方を学んできましたが、実際には多くの人が、出会った人から一人ずつ順番に付き合い、順番に別れていくという「先入先出法」をとっているのが現状です。そして、「この人となら結婚してもいいかな」と思える人がいたら、そこでストップするわけです。理想では、「最後に付き合って結婚を決めた今カノ(今カレ)」と「最初に付き合った元カノ(元カレ)」との差額(スペックやグレードの差)が大きいほど、幸せなゴールインを果たしたことになります。しかし、現実は「3番目の元カノのほうが美人だった」「最後から2番目に付き合った元カレのほうが高年収だった」といったことが往々にして起きます。複数交際をせずに「先入先出法」をとると、どこでストップをかけるのが最善の選択かわからない、というリスクを抱えることになるのです。
69 QCD(PPM・在庫管理)
◇本来の意味◇
QCD(クオリティ・コスト・デリバリー)とは、製造業の用語で、生産管理において重視するべき品質(Quality)・価格(Cost)・納期(Delivery)の3つの要素のこと。品質を上げようとすればコストがかかる、コストを下げようとすれば納期が延びる、など、すべてを最適化することは難しいため、トレードオフのバランスが重要となる。
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