週刊ダイヤモンド
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第18回】台風の目はどれだ!今後、上場を目指す銘柄。
今後もIPOから目が離せない。台風の目になりそうな銘柄を探る。(※注:記事は週刊ダイヤモンド連載当時のものです。)
目玉は何といっても、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を展開するLINEだ。上場すれば時価総額は1兆円に達するため、いきなり東証1部に上場することになるはずだが、新興市場に及ぼす影響もまた大きい。(※注:LINEは年内上場を見送りました)
というのも、LINEのサイト内で広告やポイントサービスを手がける新興市場銘柄がすでに、互いに連動した値動きを見せているからだ。LINEは今後、自身の株価でこれらの銘柄の売買を左右することになる。今後、音楽配信などに事業を広げれば、今は関連がない銘柄をも動かす「台風の目」となるかもしれない。大物ではほかに、“未上場銘柄の巨人”であるリクルートホールディングスもLINE同様、上場すれば時価総額は1兆円規模になりそうだ。
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この連載について
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米国、中国、欧州、シンガポール、香港、台湾、マレーシア……。世界中の富裕層マネーが日本に押し寄せている。彼らはこの日本でいったい何を買っているのか。日本人は長過ぎたデフレのせいで気づけていないだけなのかもしれない。実はこの島国にこそ宝...もっと読む
著者プロフィール
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※ cakes版では、一部の漢字が簡略体で表記されている場合があります。内容は『週刊ダイヤモンド』本誌の編集当時のものです。