週刊ダイヤモンド
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第15回】知らないと生き残れない! IPO株乱高下のカラクリ (前編)
初値で暴騰、そして急落。市場に渦巻く投資家の打算と欲望が、IPO株を上へ下へと引っ張り回している。
ジェットコースターに乗った気分だ──。ここ最近、株式を新規公開(IPO)した社長たちの胸中は、おそらくこんなところだろう。中でも、新興市場のIPO銘柄で株価の乱高下が続いているからだ。その裏では、この値動きの激しい相場で、ひともうけをたくらむ投資家たちが跋扈している。
急騰が相次ぐIPO株はバブルの様相だ。初値が公開価格の2倍を上回ったのは、2012年が9社だったのに対し、13年は新興市場を中心に約30社に上った。
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この連載について
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著者プロフィール
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