個人が不動産投資で高い利回りを狙うなら、銀行からの借り入れが不可欠。しかし、銀行員に対して、慇懃無礼な印象を持つ読者も多いのではないだろうか。
そこで、複数の金融機関から幾度となく多額の融資を引き出し、億円単位の資産を積み上げてきた45歳の不動産投資家に、賢い銀行融資の引き出し方を伝授してもらった。
そもそも、銀行の不動産融資をめぐる動きは今、ちょうど過渡期にある。というのも、アベノミクスの推進役を担う銀行では、融資拡大が至上命令となっている。しかし、当初想定していたほど企業への融資は伸びていない。
そんな中、融資が伸ばせそうな数少ない分野として、不動産融資に対する期待がにわかに高まっている。