54 アンゾフのマトリクス(心理学・認知科学)
◇本来の意味◇
アンゾフのマトリクスとは、企業の成長戦略を検討するためのフレームワークで、縦軸に「市場」、横軸に「製品」を取り、それぞれ「既存」「新規」の2区分を設けた4象限のマトリクス。市場浸透(既存の市場で既存の製品を売る)、新製品開発(既存の市場に新製品を売る)、新市場開拓(新規の市場に既存の製品を売る)、狭義の多角化(新規の市場に新製品を売る)に分類する。
◆モテビジ解説◆
たとえば、既存のdocomoユーザーに新規の動画サービスを提供するのか、softbankユーザーをリプレイスして既存のdocomoサービスに導入するのかで、docomoの取るべき事業拡大の方向性はまったく変わってきます。同様に、縦軸を「セックスの相手」、横軸を「体位」とすると、セックスの成長戦略を考えるフレームワークになります。すなわち、市場浸透(同じ相手と得意な体位でする)、新製品開発(同じ相手に新しい体位を試す)、新市場開拓(新しい相手と得意な体位でする)、多角化(新しい相手に新しい体位を試す)、のうちどれを取るかで、あなたがセックスで重視したいことが見えてくるわけです。また、この4つをバランスよくこなすことで、セックスの実力は総合的に上がっていくでしょう。
55 バンドワゴン現象(心理学・認知科学)
◇本来の意味◇
バンドワゴン現象とは、群集心理における同調現象のひとつで、ある製品やサービスを支持する人が多いほど、顧客がそれらから得る満足や安心感が増加すること。また、ある製品やサービスが流行しているという情報が流れることで、それらへの支持がいっそう強くなること。逆に、劣勢や不人気が伝えられて判官びいきが働くことを「逆バンドワゴン現象(アンダードッグ現象)」と言う。
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