多量データ分析の進め方
■多量データの基本的な分析・表現方法とは
ビジネスデータ分析は、多量なデータを分析ツールを利用して読み解きます。そのためには、まず多量データを集計し分析する方法を理解すること、その情報の表現の仕方・見せ方をつかむこと、そして分析ツールの使い方を知ることが必要になります。
■多量データの基本的な分析方法の「テーブル分析手法」
このテーブル分析手法は、テーブル形式の多量データの集計加工方法であり、分析の切り口の方法でもあります。
これには次の4つの方法があります。
・ダイス分析
・スライス分析
・ドリル分析
・グループ化分析
■分析の読み解きや表現方法の「見える化分析手法」
ひと目見て良し悪しや傾向がつかめる分析や表現には、次の2つがあります。
・グラフ分析
・ビジュアル化分析
見える化分析手法では、グラフで分析することが基本です(『データ分析で仕事が変わる』第3章で詳しく説明されています)。
もう一つのビジュアル化分析は、Excelの進化によってもたらされた機能で、表や数値を見える化する分析・表現方法です。
そしてこれらの分析をExcelの分析ツールであるピボットテーブルで行います。